よーん ページ4
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貴久side
ミーティングが終わって教室に戻ってシゲと慶ちゃんと話しているとチャイムがなって松本さんが教室に入ってくる
松本「皆...明日から保護者面談だからな
まだ進路志望書を出てない人はその日までにちゃんと書いてくるんだぞ
もう高校三年生なんだから悩んでる暇ないぞ...ある程度意見を固めてくるように」
SHRで最後に釘をさされた一言
そんなこと言われても...俺は何をしたいのか未だに決まってない
みんなはもう決まってるの...?
成「やべぇ...進路志望書ぐっしゃぐしゃ(笑)」
貴「ぇ...なんでそうなるの(苦笑)」
シゲの進路志望書はなんでかぐしゃぐしゃになっていて所々破れちゃってるし修復不可能状態
いや...たしかにシゲは整理整頓苦手なタイプだけどさ
それにしてもそれはないって...
成「考えても何も思い浮かばないしムシャクシャして丸めたんだよな(笑)
んで考えるの放棄して鞄の中に突っ込んでたらこうなってた」
貴「新しいのもらってきなよ...」
成「んな今更...いいよこれで提出するから」
いや...さすがにまずいよ
怒られても知らないよ俺...
慶「できた!」
成「嫌...お前ただ単に落書きじゃん」
慶「だって今更進路志望なんてないっしょ?
どーせ僕らは剛くんの会社を継ぐだけなんだしさ」
成「それもそうだな
まぁ...その前にアイツを追い出さないといけないけどな」
慶ちゃんは考えることすら放棄して落書きで埋めつくしていた
シゲもさすがに突っ込んでるけど人のこと言えないと思うよ
てかいや...あの...2人で壊れるのやめてくれないかな?
真面目に考えてる俺が馬鹿らしくなる
...俺も白紙で提出しようかな
この2人に比べたらマシっしょ?
いつか剛くんの会社を継がないといけないのは本当のことだし...最悪は剛くんに言われた通りにすればいいだけ
でも...今はあの人がいるからやだ
いや...怖いんだ...また地獄の生活に戻っちゃうのが
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7/4 まっすー誕生日! おめでとう
7/11 シゲ誕生日! おめでとう
7/15 慎太郎誕生日! おめでとう
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作者名：春季 | 作成日時：2023年4月1日 1時
