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小山side
...シゲのバカ!
何がそんなにおかしいんだよ
どう考えても笑う場面じゃないだろ...
もう怒りを通り越してしておかしくなったんじゃない?
茂知「何よ...何がそんなにおかしいの!?」
加「いや...だって...ふはっ(笑)
可哀想だと思ってさ
騙されてんのにそんなの疑いもせずに信じるなんて」
シゲ...性格悪いところ全部出ちゃってるよ(苦笑)
騙されてるの意味がよく分かんないけど...にしても腹抱えてゲラゲラ笑う彼は完全に女のことをバカにしている
茂知「...何言ってんの?
騙されてるってなんのことよ
この人が私に嘘つくわけないでしょ」
加「アンタが騙されようがされまいがオレには関係ないしどうでもいいけど相手選びは気をつけたがいいぞ
そこら辺で売ってあるおもちゃの指輪を本物と勘違いするようなアホなヤツはいいように利用されて捨てられるのがオチだろ
そん時アンタはどーする?
今のオマエの性格じゃ誰からも手を差し伸べてもらえねぇよ
いたとしても同じことの繰り返しだろ」
小「ちょっ...シゲ!
いくらなんでも言い過ぎじゃ...」
加「知らねぇよそんなの...
こっちだって傷つけられてんだ
おっさんや貴久の心の傷に比べたらこんくらいかすり傷にもならねぇよ
その女の傷なんて自業自得なんだからさ...」
あぁ...もう
こりゃダメだ
変に干渉してとばっちり喰らうのも嫌だからここは決闘がはじまるまでは大人しくしてよう
貴久が廊下で待ってるからそんなに長々とは話しないだろうし
シゲなりになにか考えがあるんだろう
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作者名：春季 | 作成日時：2022年12月19日 19時
