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岩本side
貴久の心情に気づき少しでも安心してもらえるように優しい笑みを浮かべて貴久の頭を撫でた
岩本「俺...買い出しついでにあいつら探してみるわ」
向「あいつらちゃんとお客さん集められてるんかな?
少しでもええから貸したお金返してくれないとそろそろマズイもんな...(苦笑)」
宮「頑張りは認めるけどこっちも商売だもんね...」
...康二とダテさバカなの?
貴久いるんだよ?
だんだん貴久の顔が曇っていくのがわかる
貴久だってNEWSだもんな...
2人にはそんなつもりはなくてもバカにしているように聞こえて悔しいんだろう
それに...シゲと小山くんは店に入れないのに自分だけ特別扱いされてるのが嫌なんだろうな
その証拠に貴久の目には涙が溜まってるし阿部ちゃんに抱きつく力が強くなってきている
あーあ...もう俺しらね
空気が読めない2人を庇えるほどの余裕なんてないから
てかダテ...あなた貴久との付き合い長いでしょうが(苦笑)
なんで貴久の気持ち分かってやれないんだよ...
阿「...ちょっと貴久連れて2階行ってくる」
渡「あぁ...了解」
ここは貴久を安心させるために一旦離れるべきだ
阿部ちゃんが2階で貴久のことを見てくれるみたいだからその間にこの2人は叱っておくか
と言っても俺は帰ってこない2人を探さないとだからその役目は渡辺くんに託すか...
そんなことぼんやり考えていると貴久から予想外の返答が返ってきた
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作者名：春季 | 作成日時：2022年12月19日 19時
