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増田side
最近ねたかおかしいの...
いつもなら気にならないことにもびんかんに反応しちゃって...そのせいでパニックおこしやすくなってる
こんなに面倒臭いたかはみんなに捨てられちゃう...?
やだ...置いてかないで
そう思っていい子になるように頑張ってるのに...頑張れば頑張るほどたかはおかしくなる
もうどーすればいいの?
加「貴久?どうした?」
増「しげっ...たかのこときらい?」
加「...え?」
作戦会議中なのに集中できなくて思わず聞いてしまった
きらいって言われたらどーしよ...
たか...ひとりじゃなんにもできない
返ってくる答えがこわくてうつむいてくちびるをかみしめた
手を握る力が自然と強くなってからだが震えてるのがわかる
目の前がにじんでてたか...泣きそうなんだってわかった瞬間にふわっとなにかに包まれた感覚がした
加「大好き! 嫌いになる理由がない
何があってもオレらだけは貴久のこと見捨てないから」
小「聞かれてないけどオレにも答えさせて!
オレも貴久のこと大好きだよ
嫌いなんて言うヤツがいたらオレらがぶっ潰す!」
増「ふぇっ(泣)」
加「大丈夫...大丈夫だから
泣きたい時は気が済むまで泣け!
でも...痛いからそれはやめような」
たかを抱きしめてくれてたしげと小山くんの言葉に涙がとまらない
しげに言われてくちびるをかむのとこぶしを握りしめるのをやめた
少し血がでちゃってて小山くんが手当をしてくれた
加「作戦会議は貴久が落ち着いたらやり直しな」
小「貴久...ゆっくりでいいよ
焦らないでいいからね
夜になるまで時間はいっぱいあるんだから気が済むまで泣いちゃえ!」
結局たかは泣きつかれてそのあと眠ってたみたい
2人のことは信じたい...でもたかは弱いからまた疑うかもしれない
でもきらわれたくない...ひとりはやだっ...
自分勝手なたかを2人はいつまでゆるしてくれるかな?
そんな恐怖がたかを支配していたがまだ嫌われてないとわかり少しだけ心が軽くなった
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作者名：春季 | 作成日時：2022年12月19日 19時
