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小山side
貴久がご飯を食べて寝てくれた
相変わらず食べる量は少ないけど...
シゲに抱っこされて気持ちよさそうに眠る貴久を微笑ましく眺めていた
「君達は寝なくて大丈夫?
必要なら寝るところ準備するよ」
加「まだ大丈夫
それに...多分貴久もすぐに起きるよ」
そうなんだよな...この子あまり眠れないタイプだから
まぁ...今は寝れてるからまだいい方だろう
加「おっさん...おにぎりありがとう」
小「ありがとう」
「いやいや...大したことはしてないよ
でもほんとびっくりしたよ
最初見た時は若いのにもう死んじゃってるんじゃないかって思ったもん...
それより何であんなところでへたっていたんだい?」
小･加「いや...それは...」
思わず言葉を濁してしまうオレらにおっちゃんは苦笑いを浮かべる
深くは聞いてこないからよかった...
オレらはおっちゃんに命を助けてもらったと言っても過言ではない
何か恩返しをしたいんだけど何がいいかな...?
そんなこと考えてると恩返しをするチャンスが訪れた
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作者名：春季 | 作成日時：2022年12月19日 19時
