幸村｢自他共に認めるミーハーは結構見込みのある子だった｣柳｢データが良く取れる｣

ミーハーです＊２５話 ページ26

母が自由人なせいか、後のことをすべて任されたAちゃんですよ。

丸井くんに家に上がってもらい、弟くんたちとお菓子食べております。


A「カワイイ…」


丸井くんにお菓子を出して、部屋に戻り着替えた私。

リビングに戻ったら美味しそうにお菓子と言う名のフルーツタルトを頬張りながらも

弟くんたちを世話している姿。

まさに、お兄ちゃん！

同じ弟を持つ私はあんなことできない！

むしろ、嫌われてる“〇|￣|＿


？？「ただいまー」


噂をすれば、弟の征也が帰ってきましたよ。


A「せーちゃんおかえりー」

征也「せーちゃん呼ぶな、ブサイク」

A「はい」

征也「てか、誰？」

A「お母さんが招き入れた私の惚れた人とその弟くん」

征也「俺遊びに行くから」

A「はーい」


階段でこんなこと話すキョウダイいるのだろうか？

征也は小学４年生の反抗期真っ最中の弟です。

丸井くんの弟くんたちと比べないで…

あの二人いい子！

やっぱり兄がイケメンだと弟もイケメンだね！

いや、兄弟揃って可愛い系男子だけど←

リビングに顔出したら三人がガン見してきた。


A「な、なんでしょう？(汗)」

弟２「お姉さんキレイ！」

弟１「お姫様だ！」


んー？

私のどこを見ていっているの！？


丸井「緋姫って髪降ろすとそんなんなんだな」

A「あ、はい」

弟２「オレ！お姉さんと結婚する！」

A「えぇぇえ！？」

弟１「オレもお姉さんと結婚する！」

丸井「お前らなぁ(汗)」

弟１「悪い奴からお姉さんを守るんだ！」

丸井「それで俺に指さすな！」


あはは(汗)

微笑ましいご兄弟ですこと…


A「ところで、何歳？」


しゃがんで弟くんたちに聞いてみたら

５歳と７歳の２人らしい。

遊びに誘われたから丸井くんと弟くんたちとで近くの公園に来た。

何故かラケット持ってる弟くんたち(汗)


A「何するのかな？」

弟達「テニス！」

A「ですよね(汗)」


弟くんたち二人で遊んでるよ！

私いらなくない！？

ベンチに座って二人を見ています。

９歳も離れてるのに私よりテニス上手いです。


丸井「わりぃな、付き合わせて」

A「いえいえ！

あんなに笑顔で言われたら断れませんし、私も楽しいので」

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