今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,330 hit
小｜中｜大
2*＊。゜ ページ2
幸村Side
この時期、というのは
桜が散り緑の葉が青々と生い茂り
太陽の光を浴びた葉がキラキラと輝き
暖かな日差しが差し込む初夏のこと
俺はこの時期になると毎年
ある“想い出”と“歌”を思い出すんだ
それは俺がまだ小学3年生の時でね
田舎の祖父母の家へ妹と遊びに行った時のことで
その日も俺はテニスから離れることはなくてね
近くの空き地で壁を相手にボールを打っていたんだ
午後からもまたそこでテニスをしようと思って
祖父母に伝えようとしたら
近くに綺麗な小川があると教えてくれて
それを聞いた妹が行きたいと言い出してしまってね
結局みんなで午後からその小川に行く事になったんだ
その小川へ着いてから妹と遊んでいた時に
聞こえたんだ
どこからか誰かの歌声が…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さとみ | 作成日時：2017年7月23日 21時
