不審な影 ページ5
上矢「友達ってそういうもんじゃないの？」
私「上矢くん、優しすぎるよ」
上矢「んなことないから。
…で、まず、白河さんに電話かけるから
番号教えるか、電話変わって？」
私は自分の携帯から莉子を呼び出し、
上矢くんに携帯を手渡した。
上矢「あ、上矢です。
川崎さんって〜…」
上矢くんが莉子に電話をしている間、
私は近くにいない方がいいかと思って
公園の周りを歩いていた。
カサッ。
ん？なんだか、
曲がり角に人影が見えたような気がして
その場所に向かうと、
上矢くんのキーホルダーが落ちていて。
怖くなった私はキーホルダーを手に取り
上矢くんの元に戻った。
上矢くんは既に電話を終えて
ベンチで待っていて。
私「電話終わったんだね？」
上矢「うん。とりあえず励ましたよ。
…で、まず、藍田さんはどうなってんの？
勇哉と」
私は上矢くんにここ最近のことを
丁寧に説明した。
本当はあんまり言いたくなかったけど、
こんな心配してくれてる人に
隠し事なんて出来なくて。
上矢「なんか疲れてる意味が分かった。
大丈夫？」
私「うん。今はいい関係っていうか…
別れても友達で居られる気がする」
上矢「…なら、良いけど」
私「あ、携帯番号、これ私のだから登録して」
上矢「OK.完了」
私「ねえ、上矢くん。
変なこと聞くけど、上矢くんのファンに
ストーカーとか変なことする人いる？」
上矢「は？なにそれ？」
私「んーん。なんか、
さっきあそこら辺に人影が見えて…
これ落ちてたの」
上矢「あ、これ俺の」
私「うん。ちょっと心配になって。
ほら、上矢くん、イケメンだしさ？
そういうファンもいるかもしれないよ？」
上矢「それはないと思うけど。
一応気にしとくわ」
…
私は久々に上矢くんへのパス練習や
シュート練習をして
2人の時間を楽しんだ。
私「上矢くんと居ると本当元気出る。
久々に会えて嬉しかったよ、ありがと。
勇哉くんの怪我が治ったらまた公園通うね！」
…
アークスのメンバーが合宿に行った次の日、
私は莉子達の家に来ていた。
莉子から秀治くんが居なくて
舞衣が寂しそうって言うから、
勇哉くんの夕飯を作り置きして
お泊まりに来たのだ。
すると、夕飯を食べた後、
莉子が上矢くんに
キャンペーンのために集めていた
シールが集まってコップが貰えたから
そのお礼を言いたいって言い出した。
私は電話をかけて莉子に渡した。
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藍白 - 大丈夫です☆私この作品大好きなので頑張ってください。 (2018年8月23日 22時) (
レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - 藍白さん» いえいえ。これだけ夢主ちゃんが不幸続きだと心配になりますよね(汗)それでも、読んでくださってありがとうございます！藍白さんの望むストーリーじゃないかもしれませんが、夢主ちゃんを応援してあげてくださいませ。 (2018年8月22日 13時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
藍白 - こんな質問してごめんなさい!!この作品大好きなので頑張ってください((o(^∇^)o)) (2018年8月22日 12時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - 藍白さん» 一応最後はハッピーエンドで終わる予定です…が、しばらく引っ張るかも知れません。 (2018年8月22日 6時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
藍白 - 夢主は幸せになれますか？ (2018年8月22日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年8月17日 12時
