デート ページ12
次の日、アトレに行った時、
あ、…忘れてた。
最近、出張で居なかったから…
登坂「Aちゃん、久しぶり！
最近会えてなかったから寂しかったよ。
…で、急だけどさ、今夜、時間ある？」
私「登坂さん、お久しぶりです！
今夜ですか…！？
(心の準備が…けどこれ以上ズルズル出来ないよね…)
…予定ないので大丈夫です」
登坂「良かった！
フレンチレストラン予約しといたんだ！
バイト終わったら一旦帰るよね？」
私「あー、はい！帰ります」
登坂「じゃあ、迎え行くよ。
家どの辺りだっけ？」
私「〜駅の〇〇公園付近なんですけど…」
登坂「わかった！
じゃあ、18：00に公園で待ってて？
お洒落してきてね！」
私「え…わ、わかりました。
お洒落出来るかな…頑張ります」
…
わー、もう、どうしよう…
とりあえず、恋愛はお休みするって伝えれば
登坂さんと気まずくならないよね…
…
…
バイトが終わって帰ってきてから
支度をして公園で待っていると、…
キキー、キュ、カチャン…
上矢「、え、藍田さん？」
私「上矢…くん、どうしてここに？」
上矢「いや、向こうの公園が使えなくなったから…
ごめん、帰るわ」
私「待って！大丈夫。
私これから出かけるから」
上矢「あ、…デートか」
私「え？なんで？」
上矢「いや、お洒落してるし、
普通に、綺麗だなって」
私「あ、ありがとう。
…そうなの、デート…なんだ。
じゃ、練習頑張ってね」
まもなくして、登坂さんの車が来て
私は彼の車に乗り込んだ。
発進する瞬間、公園をチラリと見たら
上矢くんがこっちを見ていて
私は咄嗟に目を逸らした。
…
登坂さんと食事をしている時、
登坂「さっき、公園にいた男って、
もしかして、彼氏、じゃないよね？」
私「違いますよ！友達です」
登坂「ふーん、そっか…で、
俺とのこと、考えてくれた？」
私「…はい。
私も登坂さんと演奏するのは楽しいです。
でも、私、彼氏と別れたばかりで
そんな風に考えられないし、
恋愛はしばらくお休みして
ピアノに専念したくって」
登坂「…そっか。ま、予想はしてたけどね」
私「…ごめんなさい」
登坂「ま、気長に待つよ」
…それからはたわいのない話をして
自宅まで送ってもらった。
…
それから私はピアノの練習もバイトも
更に真剣に向き合った。
夢中になっていないと、
余計なことばかり考えてしまうから。
だから、全然知らなかったんだ。
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藍白 - 大丈夫です☆私この作品大好きなので頑張ってください。 (2018年8月23日 22時) (
レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - 藍白さん» いえいえ。これだけ夢主ちゃんが不幸続きだと心配になりますよね(汗)それでも、読んでくださってありがとうございます！藍白さんの望むストーリーじゃないかもしれませんが、夢主ちゃんを応援してあげてくださいませ。 (2018年8月22日 13時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
藍白 - こんな質問してごめんなさい!!この作品大好きなので頑張ってください((o(^∇^)o)) (2018年8月22日 12時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - 藍白さん» 一応最後はハッピーエンドで終わる予定です…が、しばらく引っ張るかも知れません。 (2018年8月22日 6時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
藍白 - 夢主は幸せになれますか？ (2018年8月22日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年8月17日 12時
