【暗殺教室×名探偵コナン】赤羽(嫁)の旧姓は工藤です

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突然、蘭ちゃんが誰かに呼ばれた気がすると言い玄関に向かった。
そして帰ってきたとき、その腕の中には新一…コナンくんがいた。


浜野「え？玄関に倒れてた！？」

園子「そうなんです…ひどい熱で…」

黒田「きっとここに泊まりたくてしょうがなかったのよ、ホラ、帰るとき駄々こねてたし…」


いや、新一がそんな理由で来るわけない。
じゃあ…何故？


蘭「…コナンくんが言ってました。『逃げろ…早くここから逃げろ』って。」

「ど、どういうこと？」

蘭「わかりません…そう呟いたと思ったらコナンくん気を失っちゃって。」

田中「まさかまだ来てない“脱出王”さんと“影法師”さんに関係があるんじゃ…」


医大生だという土井塔さんが解熱剤をコナンくんに飲ませてくれ、ひとまず安心。

荒「とにかくもう一度ボードリーダーの“脱出王”さんに連絡をとってみましょう。なにかわかるかもしれない…」


しかし、電話線が断線してしまったのか、電話は繋がらなかった。


「何か変じゃない？」

業「…オレもそう思うよ。」



田中「彼が来るまで、仮のリーダーでも決めます？」

浜野「ここは奇術愛好家らしくマジック風に決めません？」


浜野さんのマジックは、目隠しをした園子ちゃんが名前の書かれた紙に○×△を書き、○がリーダー、×は宴会部長、△は風呂焚き係になる…そして誰がそうなるかを予言するものだった。

そして、リーダーは黒田さん、風呂焚き係は田中さん、宴会部長は惜しくも予言が外れてしまい浜野さん本人となった。



＊＊



「あ、用意できたって！」

業「…」

「業？どうかしたの？」

業「いや…携帯が使えなくなってる。律も呼び出せない。」

「え…」

業「…嫌な予感がする。」






黒田「さぁ席に座って！」

田中「あれ？浜野くんは？」

園子「浜野さんは3階の彼の部屋で手品のネタを思案中でーす！」

田中「“脱出王”さんと“影法師”さんはまだ来てないわね…」

園子「あの2人手品師のことで口論になってたし、どこかで会って喧嘩してたりして！」

荒「まあまあ…こんな時にイヤな話はよしましょう。“影法師”さんはともかく“脱出王”さんはそのうち…」





コナン「来ないよ」


いつのまにか起きた新一は、不穏な言葉をつぶやいた。


コナン「その人殺されたよ…自宅のマンションで…」

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