【暗殺教室×名探偵コナン】赤羽(嫁)の旧姓は工藤です

灰原哀という少女 ページ17

「会わせたい奴がいる？」

コナン「ああ、灰原って奴なんだが…」



とある日の午前中、赤羽家に遊びにきた新一は唐突にそんなことを言い出した。
因みに今日は業は仕事でいない。


「んー…私はいいけど、業もなら予定合わせなきゃだから…」

律「それなら私にお任せください！」

「わ！？律！？」

コナン「え、あ、ああ…姉さんの友達のAIか…」


私のスマートフォンに律が現れた。
相変わらずかわいい。

律「お久しぶりです、新一さん！ただ今つぎの業さんの休みを分析中………でました！98.3%の確率でつぎのお休みは6日後です！」

「んー…じゃあその灰原さんにも6日後あけとくよう言っておいて？」

コナン「お、おう…すごいな律さん…」

「でしょ？」

律「うふふ！」



＊＊



6日後──

新一と合流し、業と3人で博士の家へきた。



「はーかーせっ！遊びに来たよ！」

阿笠「おお…Aくんか！久しぶりじゃのう！」

「えっへへ、久しぶり〜」

業「ご無沙汰してます。」

阿笠「業くんもわざわざありがとう、今哀くんを呼んでくるから適当にくつろいでなさい。」

「ありがと！」


久々の博士の家は数年前から間取りも変わっていない。小さい頃はよくここでイタズラをしかけたものだ。


灰原「…こんにちは。」

「こんにちは！この子が哀ちゃんでいいのかな？」

コナン「ああ。灰原、この人はオレの姉さんとその旦那の…」

「赤羽Aだよ、よろしくね。」

業「オレは赤羽業。よろしく。」



にしても…



「可愛いぃいい！！！」

灰原「え゛」

「哀ちゃん小さくなる前から美人さんだったでしょ！めちゃくちゃ可愛い！ラブ！」

灰原「え、えっと…」



コナン「ハハ…こうなると思ってたぜ…」

業「で？オレらと会わせてどうするつもりだったの？」

コナン「なんというか…アイツ…灰原のメンタルケア的なかんじで…姉さんと業さんと会えば、少しは気が休まるかと思って。」

業「へえ？Aはともかくオレは結構非情だよ？買いかぶりすぎじゃない？」

コナン「よく言うぜ、困った人がいたら迷わず救けるくせに…」



そんな会話が行われた数分後には、業と灰原はすっかり打ち解けていましたとさ…

ヤツはまだ準備段階…そしてつぎの事件の前日→←○

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