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「今のって園子ちゃんの声…!」
急いで一階に降りて、園子ちゃんの声がした方へと向かう。
コナン「なにがあったの?」
黒田「風呂場の方からガラスが割れる音がして、園子ちゃんがのぞいたら…」
そこには、割れた窓と鏡に刺さる矢があった。
田中「もう頭にきた!!どこの誰だか知らないけど!!コソコソ隠れてないで出てきなさいよ!」
田中さんに続き、皆が林の方へと走っていく。
黒田「ちょっと、見て!林の中、足跡だらけよ!!」
荒「やっぱり誰かが潜んでいたんだ…」
雪が深いからか、園子ちゃんや田中さんが転んでいた。
「わっ!?」
私もフラっときてしまった。
業「おっと…大丈夫?」
「ん、ありがと。」
業に支えてもらい、姿勢を直して奥へと進んでいくと、雪の中にボーガンが捨てられていた。
「あ…」
そしてその側にはボーガンの矢も落ちていた。
運が悪ければ他にも被害が出ていたかもしれないわけだ。
土井塔「とにかく戻りましょう!みなさん!」
コナン「ん?」
「新一…どうした?」
コナン「この木のまわりだけ枝に積もってた雪がずり落ちている…それに、木の幹に穴が空いている。」
業「へぇ…まあとりあえずら犯行時のアリバイとか聞いてみたりする?」
コナン「うん!」
**
コナン「浜野さんが殺された時何してたか教えて!ボクその時寝てたから…」
土井塔「そうだね、この際はっきりさせとこう…僕はその頃、黒田さんとテーブルの上に食器を並べて宴会の準備をしてたよ…ですよね?」
黒田「ええ、並べ終わった後、私はキッチンに戻って須鎌くんの手伝いでツマミを作ってた…」
須鎌「その通りだよ…」
コナン「黒田さんと須鎌さんがキッチンにいる時土井塔さんは?」
土井塔「宴会用にクラッカーを部屋に取りに…」
コナン「へー…クラッカーねえ…」
なんかコナンくん、土井塔さんのこと疑ってる?
いや、全員を疑ってるか、ハハ
「私と業は部屋にずっと一緒にいたよ。」
業「うん、そうだね。特にトイレとかも行かなかったし…」
園子「私はコナン君の具合を見に蘭がいる部屋にいってたわよね?」
蘭「うん、それで園子に誘われてコナンくんを残して2人で宴会に…」
田中「私は風呂焚き係だから薪で風呂を沸かしてたわよ。」
荒「私はワイン蔵にワインを取りに…」
コナン「時間は?」
田中「大体8分くらいかしら。」
荒「私もそれくらいです…」
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ミリ(プロフ) - とっても面白かったです!続きがとっても気になります!更新楽しみにしています! (2023年3月24日 16時) (レス) @page20 id: 2578b094fe (このIDを非表示/違反報告)
らな☆(プロフ) - すごく面白いです!無理しない程度で更新頑張ってください💪待ってます! (2021年12月1日 17時) (レス) id: 2533edafba (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです! (2019年7月19日 1時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
佑奈(プロフ) - ヒナさん» 同じ方いらっしゃって嬉しいです!頑張ります! (2019年7月16日 8時) (レス) id: efa29cc3f4 (このIDを非表示/違反報告)
佑奈(プロフ) - いのりさん» ありがとうございます!頑張りますね〜! (2019年7月16日 8時) (レス) id: efa29cc3f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佑奈 | 作成日時:2019年7月12日 8時