【暗殺教室×名探偵コナン】赤羽(嫁)の旧姓は工藤です

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園子「ふにゃ」

"園子"「Aさん、手伝ってもらってもいいかしら？」

「え、いいけど…なにを？」

"園子"「ボーガンを持って3階中央の浜野さんの部屋に…私とお姉様で再現するのよ、今夜この裏庭で犯人が演じた、血塗られた奇術ショーをね…」

蘭「もしかして園子、わかったの？あの不可能犯罪の謎が！」

"園子"「ええもちろん…雪に足跡を残さず、浜野さんの死体を裏庭の真ん中に運んだトリックも、それを実行したのが誰なのかってこともバッチリね！！」


久々に見る新一の推理ショーだ。
私はボーガンを持って3階へと向かった。

"園子"「まず、二本のボーガンの矢の後端に穴を開けておき、そこにヒモを通して小さな輪を作って結び、その二つの輪にあらかじめ長さを測っておいたヒモを通すのよ！ヒモの中間に別の二本のヒモを結わえつけた長ーいヒモをね！」


言われた通りに作業を進めていく。

"園子"「そして輪に通した長いヒモの両端をベランダの手すりに結びつければ準備はOK！後は矢を一本ずつボーガンで撃ち放つだけ…」

コナン「A姉ちゃん！この木の根元を狙って！」

「りょーかいっ！」


バーンと撃つ。そしてもう一本の矢をちょうど真向かいにある反対側の林の木の根元にも撃つ。

すると…


"園子"「そう、矢によって作り出されたヒモの形が…まるでヨットに張られた二枚の帆を形どる様に…」


そしていつのまにか私の部屋に来ていた土井塔さんが、新一の指示で死体に見立てた布団を、ヒモを使ってロープウェイのように雪の上へ落とすと…

業「なるほどね、死体は見事裏庭の中央に…ってわけ。」


そしてヒモを回収するも、ボーガンは木に刺さったまま…


"園子"「だから犯人は吊り橋を燃やして私達を外界から隔離したのよ！警察が来る前に矢を回収するために…そうでしょ？犯人の田中貴久恵さん？」

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