9話 ページ12
貴「流石に…ﾊｧ､ﾊｧ…疲れたわ」
ラ「A様！逃げて下さい！」
貴「は？私にお前達を置いて逃げろって？そんなの出来っこないね」
ラ「あんたは生きないとダメなんですよ！あんたが居なくなったら俺達も、この国も存在価値を失うんですよ！」
いや、国て…。規模でかくね？
貴「…ランス。悪いが、お前の願いを聞くことは出来ないな」
ラ「A様！」
貴「部下を置いてまで助かりたくないんだ」
ラ「ｯ！」
兵「随分と余裕そうだが、そろそろやばいんじゃないのか？」
貴「ｸｯ！ｸｿｯ！」
部(部下)「A様！このままでは押されてしまいます！」
助けを呼びたいけど、この状況では無理やな…
てか、数多すぎやろ！倒しても倒してもうじゃうじゃと！
ト『A！A！聞こえとるか！？』
貴「トントン！？」
ト『今、ひとらんから連絡があった！こいつらの狙いはお前や！』
貴「うん、現在交戦中〜。このままだとやばいね」
ト『ｯ！？あほか！なんで言わへんねん！』
貴「皆、戦っとるからね」
オ『俺、今比較的近くにいる！直ぐに向かう！』
ト『分かった！A！それまで持ちこたえてくれ！』
貴「…うん」
そうは言ったもののこれは無理がある…。
ラ「ｸｯ！」
ランスも部下達もそろそろ限界…。これ以上部下を傷つけたくない…。
傷つくのは…死ぬのは私1人で十分だ！
貴「ランス、皆…ごめんね」
ラ「は？」
貴「ランス、皆によろしくね。」
ラ「あんた何言ってｯ！」
私は一気にランス達と距離をとる。
兵「そっちに行ったぞ！追え！」
貴「捕まえてみろ！」
我々軍に被害が合わない場所まで逃げろ！
そして追ってこい！
貴「ﾊｧ､ﾊｧ…ここなら…」
兵「そろそろ観念しろ」
私は陣から離れた場所まで来た。ここなら大丈夫だろう…。
貴「そうやね、でも、その前に…」
兵「お、おい。何をしている！それは何だ！」
貴「何って…爆弾だよ。爆弾に火をつけてんの」
兵「お、おい。やめろ！」
こいつらと一緒っていうのが癪だが、これで皆を助けることが、この戦争を終わらすことが出来るんやったら、やってやる！
兵「に、逃げろ！」
貴「無駄だよ。この爆弾、大きさに反して威力が凄いの。流石ゾムのお手製と言ったところか？」
兵「うわぁぁぁぁぁ！」
貴「だから、無駄だだって言ってんじゃん。」
私は爆弾を敵の方へ投げた。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
うーん、謎(〜ω〜；)
文才が欲しい〜！！！
10話→←貴｢8話！｣コ「急にタイトル言い出したやんw」貴「多分今回だけやわ。作者がやってみたかっただけらしいから」グ「やるんなら続けろ」桜「ネタが無い！」
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桜菊桔梗(プロフ) - 自分の読み返してみたら最大に恥ずかしい事に気づいた。泣きそう。 (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 466018d0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜菊桔梗 | 作成日時：2019年4月12日 21時
