悪くはない ページ26
家に帰ってキッチンへ向かった
そこに立つジェジュンさん
「ただいま帰りました」
「おかえり」
夕飯の準備をするジェジュンさんを手伝った
とは言っても、もうほぼやることはなかったので
すぐに支度が整って一緒に食べた
「美味しかったぁ。
買い物もお料理も全部やって頂いて
本当にありがとうございました」
「たまにやると楽しいから。
それに誰かに食べてもらうのも悪くない」
「私もジェジュンさんと一緒に食べるのも
悪くないです(笑)」
「あ、そうか。すまない。
どうもこの口調が抜けなくて」
「いいですよ。私も慣れてきましたし」
「オレのほうも自然な話し方に慣れるようにするよ」
「あ、今は自然でした(笑)」
お腹も満たされたし
今、話そう
「今日、入居の申し込みをしてきました」
「それで出かけたのか...」
「審査が通ったら、契約するので
正式な入居日がいつになるか分かりませんけど
来月には引っ越しできると思います」
「契約の手続きとか大丈夫か？
出来ることがあれば手伝うよ」
「ありがとうございます。
保証人はリョウジくんにお願いしました」
「リョウジか。
あいつ、今度こそ大丈夫なんだろうな」
「ふふっ(笑)私もリョウジくんも気を付けます」
「こんなこと何度もあるもんじゃないだろうけど」
「そうですね。でも...私は悪くはなかったです。
ここでジェジュンさんと一緒に暮らしたこと」
「オレも悪くはなかった」
うん、悪くはなかった
最初は本当にどうなるかと不安だった
気を遣ったり、遣われたり
遣わなかったり、遣われなかったり
状況、行動、気持ち、その過程を考えると
単純に『良かった』という言葉より合ってる気がした
それに失敗じゃなかったと思えるから
「私、片付けしますね」
なんとなくしんみりしてきちゃうから
気持ちを切り替えた
洗い物を終えて
コーヒーでも淹れようかと思ったら
「少しだけどう？」
ジェジュンさんがワインを手にして聞いてきた
「いいですね」
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alexis(プロフ) - はらんさん» 引っ越し…ホントに泣きそうになりながら作業してました…コワいなぁ不動産屋さん…職権乱用じゃないですかーおまけに勝手に合鍵とか造られてたりしたら…ゾゥっとしますょねー住人さんが救急車を呼んでくれて良かったですねー (2019年3月12日 19時) (
レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
はらん(プロフ) - alexisさん» ヒロインは学生設定でも良かったかなと思っております。さてさて、引っ越し？と思っていたら何だか大変なことに。alexisさんはお引っ越し無事に済みましたか？引っ越しはなかなか面倒ですよね。春は引っ越しシーズンですね。 (2019年3月9日 22時) (レス) id: 060fa6e1ed (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - はらんさん» なるほどーヒロインが若い感じでしたので、更にKJさんがお兄さんな感じだったんですねージェジュンは日本では可愛いキャラで攻めてきてるのでまたまた更に年齢を考えちゃったんですょー(^_^; ヒロインはは引っ越す。はらんさま？私も引っ越し作業中ではし(ΦωΦ) (2019年3月3日 22時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
はらん(プロフ) - 続き→大人な男性をイメージしてるので少なくとも30代半ばくらいなはずなのですが（笑）あんまり年の差があり過ぎると兄やリョウジくんとも離れ過ぎちゃうので。ヒロインが中学生の時、大学生っていう感じがいいなぁと、あまり考えてなくてすみません。 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 5dab903c2b (このIDを非表示/違反報告)
はらん(プロフ) - alexisさん» 私はお話しを書く時に登場人物の年齢を敢えて曖昧にしてしまっています。読者さまの好きなように捉えて欲しいので。ですが、こちらのKJさんは年上の設定です。ヒロインは社会人2年目で、KJ氏との年齢差は7歳くらいですが、そうなるとリアルJJより年下？あら？→続きます (2019年3月2日 23時) (レス) id: 5dab903c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はらん
| 作成日時：2019年1月26日 22時
