She is my sweetheart...－2－ (ページ38)

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ソファの端っこの方に座っていたら廉が横にチョンと座ってきた

廉「1日遅れたな」

よく考えてみると、1週間を超えてしまっていた

「っごめん」

廉はすぐに許してくれた

廉「紫耀から聞いたん…？」

廉はゆっくり聞いてきた

雰囲気ですぐにあの話だと分かった

「うん
…悲しかった」

私がうつむくと廉は頭を撫でてくれた

廉「…紫耀も言ってた
悲しいのは俺も一緒やって」

すると、私の携帯に電話がかかってきた

「紫耀からだ」

紫耀『…A？』

「うん、そうだよ」

紫耀『お前どこにいる…？』

紫耀が心配そうな声で言った

すると廉に携帯を取られた

廉「俺の家
1週間たったから」

少しの沈黙の後、

紫耀『今から行くから』

と聞こえた

ホントに、5分もしないうちに紫耀は来た

紫耀「なんも言わずに廉の家に行くなよ」

そう言って私の唇のぷにっとしてきた

「ごめん」

すると、次は紫耀の携帯に電話がかかってきた

紫耀「はい？」

病院『平野さん、入院手続きが完了いたしましたので
明日病院へお越しください』

廉「え…紫耀？」

廉はとてもびっくりしている

私も、入院しないといけないってことを忘れてて

急に気分が暗くなってしまった

紫耀は無理に笑って空気を和ませようとしていた

…紫耀

苦しいよ……