She is my sweetheart...－2－ (ページ10)

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目が覚めると、知らない天井が目に入ってきた

「あれっ…？」

私は、昨日の夜のことを必死で思い出している

「あ…
私、寝ちゃったのか…」

私は、雷翔さんの部屋にお邪魔させてもらった後

そのまま寝てしまったのかもしれない

それだったら、雷翔さんに迷惑がかかってしまってたかもしれない

「…あ、雷翔さん…」

部屋のいろんなところを回っていくと

雷翔さんがベッドに寝転がっているところを見つけた

雷翔さんは、私の方をジーッと見つめると

右手を、おいでと言っているように振ってきた

私は、恐る恐るベッドの近くまで歩いて行った

すると、手を勢いよく引っ張られて、雷翔さんの横に倒れてしまった

「ひゃあっ」

雷翔「静かに…」

雷翔さんの人差し指が、唇に当たった

体中の熱が、唇に集中する

雷翔「俺の…友達の話…なんやけど
そいつはな、一目惚れしてもうた女性がおんねん
でもな、なんか、これ以上近付いたらあかんとか
自主規制？みたいなんかけてた…らしいんやわ」

雷翔さんが、何かを語り始めた

すっごく、真剣な表情だったから

そのまま静かに横で聞くことにした