第63集『久しぶりに偽名使った。』髪「お前が偽名を使うタイミングが分かんねえ。」 ページ18
『ここはどこ...？』
目の前には、人、人、人。
警察「みなさん逃げてください！！
このマンションには爆弾が仕掛けられています！！」
警察と思われる男の人が叫ぶ。
その声に合わせて、悲鳴を上げながら人が散る。
やっば、ノープランだわ。
『まあ、とりあえず現場に行ってみよう。』
近くにいた警察を通り抜け、階段を全速力で上る。
「何やってんだ君！！」という声は聞こえないことにした。
『到着！彼はどこにいるかなー？』
こんなところに女の子がいたら心配する...はず。
そこを突いて、彼を外に連れ出す！
やだ、私ってば超天才...！！
あ、多分あの人だ。
周りには誰もいない。
どうせ、こんな爆弾俺一人でも大丈夫とでも言ったんだろう。
...コイツ、馬鹿だわ。
『あれ...？誰かいませんかー！！』
とりあえず叫んでおこう。
萩「何でここに！！？」
『お兄さんは...？』
萩「早く逃げろ！爆弾があるんだぞ！？」
『ばくだん...』
そう呟いて、ヘナヘナと座り込む。
私ぃ、怖くて立てませぇん(笑)
萩「誰か呼ぶか...って、その前に爆弾を！！」
手慣れた動作で爆弾を解体していく。
絵になりますなぁ。
じゃなくて！！
萩「ふぅ。さあお嬢ちゃん、下まで送るよ。」
今だ！
すぐに彼の手を取ってまたまた全速力で階段を下りる。
お願い、間に合って...！！
近くにあった頑丈そうな部屋に入ってドアを閉める。
バァァァァァァン！！！！！
ものすごい爆風が来る。
押さえてないと、ドアが吹き飛んでしまうほど。
それでも吹き飛ばないのは、萩原さんも押さえてくれてるから。
萩「...どうして、爆発したんだ？」
『次からは防護服着ないとダメですよ？』
油断してると死んじゃうよ。
萩「君はなぜここに？」
『あなたに教える義理はありません。』
萩「酷い！！」
えー、正論じゃん...
萩「じゃあ、名前だけでも教えてくれ。」
『...花咲結衣です。』
萩「そっか。教えてくれてありがとう。」
いえいえ、お礼なんていりませんよ。
だってそれ、偽名ですから。
それに、初対面の女の子に名前を尋ねるのはちょっと...
『じゃあ帰ります。また会えるといいですね。』
萩「棒読みなのが残念。
って、事情聴取しないと！！」
『しーゆー。』
近くに誰もいないことを確認すると、気を失った。
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夜鷹紫苑 - 更新されるのずっと待ってます、頑張ってください! (5月8日 23時) (
レス) @page19 id: 1465207310 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち - めっちゃ面白かったです更新頑張ってください！！ (2018年10月15日 19時) (レス) id: 5b7c33a575 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 紗英♪さん» ありがとうございます！！でも中間テストが... (2018年6月26日 21時) (レス) id: 7ddc2ddd77 (このIDを非表示/違反報告)
紗英♪ - ハマっちゃいました！！更新頑張ってください！ (2018年6月24日 11時) (レス) id: 5abb93229a (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 氷川日菜さん» 特に決まってません（笑）どーしよっかなーっと、今考えてます！！ (2018年6月21日 13時) (レス) id: 3e6d8cfb03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハナ | 作成日時：2018年4月18日 18時
