【名探偵コナン】夢で終わって欲しかった

第49集『コナン君...意外と性格悪い...？』コ「そんなわけないよ！！」『だ、だよね...』 ページ50

小蓑「えぇ...あの火事の事は忘れられませんわ...

あの火事のせいでこの車イスの世話になっているのですから...」


寺井さんよく知ってたな。

下調べは完璧ってことか。


小「ホー...では火事で足にケガを...」


小蓑「ですから他の皆さんのように廊下を走るなんて私には...」


コ「でもメイドの住友さんなら走れるよね？」


住「は、走ればいいんですか？」


世「ああ...普段通りに...」


待ってそれメッチャ速い！！

...でも、何で走らせるのかが分かんない。


コ「ねぇ！メイドさん結構走るの速いけど...

何かスポーツとかやってたの？ねぇ答えてよ...おばあさん？」


コナン君、もうそれ以上は聞かないであげて。

寺井さんは声を変えることが...出来ない...んだから...

...あれ？

あ、いや、でも...

で、でも、コナン君背低いし、口パクだってバレてたり？

え、それでワザとこうやって聞いてんの？

それに、小蓑さんは火が怖いはず。

でも今は平気でキセルに火をつけている...


『あ。』


コ「？どうしたの？」


『う、ううん。なんでもない。』


マジか...

この二人が偽物かどうかを調べるために、皆を走らせたのか...

コナン君...頭の回転が速すぎて、私もうついていけません。


あ、キッド帰ってきた。

よし、口パクで。


た い へ ん だ ね


これで伝わったかな？

するとキッドが、


ほ ん と で す よ


とこちらも口パクで伝えてきた。

ハハ、ご愁傷様です。




出「はぁ？確かに私はあの火事で亡くなった大金持ちのお孫さんの婚約者で...

あの業火の中、助け出されたのも事実だけど...

だからって何で廊下を走ってみせなきゃいけないわけ？」


全くそれ同感です。


小「一応念の為に...とにかくロックを外して部屋に入れてくださいよ...」


『小五郎さんが...コナン君の言いなりに...(ボソッ』


コ「ギクッ」


出「どうしても入りたいなら捜査令状持ってきなさいよ！」


正論だ...！！


小「んな無茶な...」


世「じゃあさ、部屋で見つけたっていうあの腕時計、あれから鳴ったりした？」


出「見ての通り置きっ放しにしてるけど鳴ってないわ...」


コ「え？どこ？」


敬語どこいった。


出「ホラ！ソファーの上に置いてあるでしょ？」


見えない...！

あれ、コナン君不思議そう。

殺人現場では見えたのかな？

あの位置だと銃痕が...

でも、今は見えない...！？


あぁ...成程ね。やっと分かったよ。

この事件の真相が。

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