【名探偵コナン】夢で終わって欲しかった

第20集　コナンside ページ21

あいつと出会ったのは、昨日の銀行でだった。



俺は、蘭と銀行に来ていた。

だが、お金を下ろそうとした瞬間、突如銃声が響き渡った。


パァン！！

銀行強盗か...？ ((冷静すぎる！？by髪))

相手は４〜５人か。

麻酔銃は1回だけしか使えない。

あとはやっぱり、このボールでやるしかないか。

蘭「コ、コナン君。どうしよう...警察呼んだほうが良いかな？」

やっぱり蘭も不安か...。

コ「下手に動かない方がいいと思うよ。大丈夫...策はあるから。」

蘭「そっか。分かった。ちょっと様子を見たほうがいいよね。」

コ「うん！」

ちょっと待てよ...

こういう場合、犯人は...

男２「よし、お前は人質だ。...おい、こいつが殺されたくなければ大人しくしろ！！」

と叫び、中学生くらいの女の子を人質にした。

クソッ

やっぱり人質を取ったか...

こうなると少し動きにくい。

...さっさとケリをつけるか！！

すると、人質になった女の子が、なぜか俺と蘭を見ていた。

なんだ？知り合いか...？

と思ったら、犯人とその女の子が話し始めた。

...仲間なのか！？

と思ったが、

『キャー誰か助けてくださーい。(棒)』

棒読みで悲鳴を上げていたから、多分それはないだろう。

だがやはり、その言葉が犯人を刺激してしまったようで、怒らせてしまったようだ。

何を言っているかは遠くて聞こえないが、2人で話しているようだ。

...普通、自分のことを人質にしている犯人と話せるか！？

それだけメンタルが強いのか。

それとも...こういうことに慣れているのか？

後者だったら、確実に調べなければならない。


危険だが、少し近づいてみることにした。

男２「＿＿＿それ以上言ったらマジでぶっ殺すぞ！？」

いや待て！！何がどうしてそうなった！？

『だーかーらー、そんなんじゃ子供も殺せないって...言ってるでしょ？』

そう彼女が言い切った途端、体から殺気が出た...気がした。

そして次の瞬間、彼女はその男を投げ飛ばした。

あまりにも滑らかな動作で、一瞬みとれてしまった。

コ「なっ！？」

蘭「す...すごい！！」

そうして、男たちを彼女はたった一人で＿＿＿倒してしまった。

その行動を怪しみ、探りを入れたが大して情報は入らなかった。

そのうえ、警察が事情聴取をする前に逃げられてしまった。


何もかも見透かしたような目をするお前は



＿＿＿一体何者なんだ。

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