5話 ページ6
僕が新選組一番組に入った日の夜、あの羅刹とか言う奴が屯所を抜け出した。
近藤さんの命令で、沖田さん、斎藤さん、土方さん、僕の4人で捜しに行った。
と、その時近くであの時と同じ声がした。
土方:行くぞ。
僕達は向かった。
沖田:こう言うときだけ仕事早いよね、斎藤くん。
斎藤さんの視線の先には少女が居た。
すると土方さんが、
土方:いいか、逃げるなよ。背を向ければ斬る。
少女は恐怖で気絶してしまった。
沖田:土方さんが脅したから気を失ったじゃないですか。
土方:おい、主人公、こいつを連れて戻ってろ。
僕は頷いて少女を背負い屯所に向かった。
そして彼女を空いている部屋に連れていき、逃げないよう縄で縛り
自分の部屋に戻り寝た。
次の日の朝、土方さんに広間に来るよう言われた。
昨日の娘の事だろう。
井上:さあ入って。
井上さんが連れてきた。
沖田:おはよ、夕べは良く眠れた?
?:はぁ?
沖田:みたいだね。顔に畳のあとが付いてるよ。
その子は恥ずかしいのか、顔に手を当てた。
斎藤:よせ、総司、本気にしている。畳のあと等ついちゃいない。
このようすじゃ話は進まないだろう。
瑠輝:もう、部屋に戻って良いですか?やりたい事があるので。
土方:ショウガねぇなぁ。必要になったら呼び出す。それでもいいか?
瑠輝:はい、ありがとう。
僕は部屋に戻った。特にやることはないが。
数時間後、彼女が何故ああなったのか聞き彼女を新選組で預かることになった。
彼女は雪村千鶴と言うらしい。
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作者名:慧琉 | 作成日時:2017年5月13日 18時