文豪さん達との日々(続編)

「文豪に『ド変態ですね。』と真剣な顔で言ったら」 ページ6

・敦くんの場合

「えっ!? そ、そんな…そんな…。」

どんどん意気消沈していく彼です。全てを失ったようにその場にへたりこんでいます。しばらく放心状態が続きます。何もやってないのにね。

・太宰さんの場合

「ちょ、ちょっと待ち給え。私がド変態なのではなくてね!!」

彼は男なんてみんなそんなものだということを説明します。なかなか理解してもらえないと、あきらめて善い川を探しに行きます。

・芥川さんの場合

「僕が其のような破廉恥な輩に見えるとでも…？」

判断を誤れば彼に殺さね兼ねません。後輩の樋口さんは尊敬する先輩がそんな人だったとは思ってもいなかったでしょう。彼女はどこか嬉しそうです。

・中也さんの場合

「判ってねェな、手前は。男なんてだいたいそんなモンだぜ。」

お子ちゃまとでも言いたそうです。ド変態ということを否定しないということは、彼は…大人なのでしょう。

・乱歩さんの場合

「ふーん…まあ当然じゃない？男なんだし。」

この御方も…大人ですね。しかし、もうこの話題をふらないでほしいといった表情です。彼だって男ですからね。

・ドスト様の場合

「ヘンタイ……僕がですか？」

否定してほしそうな顔を向けて聞いてきます。複雑な気持ちなのでしょう。わかりにくいですが、彼はけっこう落ち込んでいます。

・条野さんの場合

「いつ私が貴方にそんなことをしましたか？云えるものなら云ってみなさい。」

デリカシーのない発言にすこし怒っています。適当なことを話せば、彼のお説教とひどい仕打ちが待っています。彼は誠実です。

「文豪に『なんでも買ってあげるから罵って』と足にしがみついて頼んだら」→←「初対面の文豪に『格好いいね、今暇？』とナンパしたら」

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