___Mad Love Story

橋本涼くん ページ8

コンビニでバイトしている橋本くん。とても愛想がよくてお客さんにも大人気。





涼「あ、Aさん。今年は誰かと過ごす予定はあるんですか？」






A「ないよ(笑)」






涼「じゃ、僕と過ごしませんか？一人なんで」






そうやって少し笑って橋本くん。こんなの断れるわけないよ……






A「いいよ」






やったー！って子供みたいにはしゃぐ橋本くんに少し好意を抱いたりして…







夜





涼「すっかり暗いですね」






A「うん…」





涼「前、みえますか？」







A「んー、みえない(笑)」






この"みえない"という言葉を待っていたのだろう




ガンッ__！







私の意識は飛んだ。







涼「……」






深夜






A「こ、ここは…？」






涼「起きました？」





私は気づいた。身動きが取れない。






A「ちょ、何よこれ！」





涼「Aさんが逃げないように縛りつけたんです。いい案でしょ？」






A「バカじゃないの！？早く解いてよ！今なら警察にもいわないから！」







涼「バカなのはAだよ？男にノコノコついてくる方がおかしいじゃん(笑」





その日から外の世界をみることはなくなった。

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