キム・テヒョンと言う男 。 ▷ 〈 ＪＭ 〉 ページ5
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〈 パク ジミン 〉
何時もより気分が良い 僕は 、ジョングガをわざわざ 待って 、肩を組みながら シャプの中に 入る。
「 ッ.. 、おはようございますっ、！ 」
明らかに僕たちに向けられたであろう 言葉を ジョングガは、何も無かったかの様に 無視する。
これで、 防弾少年団は 態度が悪いなんて 噂されても 不快だから 、 ジョングガが 素通りした 彼女の 前で立ち止まってあげる。
見るからに、若い 新人 の オンナノコ 。
ジョングガ に 無視されて 悲しいのか 、彼の背をじっと見つめている。
「 ウチの マンネ 、人見知りなの。 」
僕が一言発せば、こちらに 向く 視線。
御免ね？なんて 、気遣う様な素振り見せれば 、いえっ、！なんて、 私は気にしてませんよ。みたいな反応。
謙虚で可愛いね。… とはならないけど。
誰でも良さそうな、その 芸能人 に 目を輝かせてる 、キミみたいな子 、見飽きてる。
一瞬 、グガも 視界には 入れてる はずで、 でも 無視したってことは、 彼の中でナイってこと。
きっと、 まだ 話したいであろう 女の子 に 笑顔のお土産だけ して 、小走り。
席に座り、 手際良く メイク道具を手に取りながら アイドルのパク ジミン を 作っていく 僕の担当さん。
ある程度 アイメイク を 終えた頃 、テヒョンアが Aヌナ に急かされながら 入ってきたのが分かった。
ヌナは、直ぐに ジョングガに呼ばれてあっちに 行ったけど、テヒョンアは 急がず 隣で 上着を脱いで、担当のメイクヌナに渡した 。
「 また、 勝手に ヌナ の 香水 使ったの。 」
「 ヌナも気づいてるんじゃない？ 敢えて 触れてこないんだから、良いの。 」
俺のもの、ならぬ 彼女のもの。って？
ほんと テヒョンア そういうとこ ぶっ飛んでるよね。
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作者名：ぱんだ ぱーかー
| 作成日時：2022年9月21日 3時
