くまさんがトラさんに変わるまで ▷ ページ2
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「 俺、最近 太ったよね？ 」
『 触った感じは、全然。 血色良くなったな、くらい。』
「 ヌナの家に 泊まるとさ、必ず 朝とか 作ってくれるじゃん？ 美味しいし つい 食べすぎちゃうんだよね。」
ほぼ毎日 顔合わせてる様なものだから、普通は 変化に気付きずらいだろうけど、ほら、 家族は痩せても気づかないみたいな 感覚と一緒。
でも、私は 彼らに メイク を施す側だから、 浮腫んでたら、マッサージとかも するわけで、指先って 意外と繊細だから 分かると思う。
現に、テヒョンアは 私が担当させてもらった ナムジャ ドル の中でも 細すぎるし 少し 太ったくらいが 健康的で 好印象だろう。
『 それに、 そのスエット ジョングガのでしょ？ 全然 余ってるじゃん 。 』
「 ちょっ、... A、 早く言ってよ。」
背格好も似てるから、テヒョンは良く ジョングガのスエットを間違って 着ていたりする。
逆に、ジョングクが テヒョンのを着るのかと言えば、それは絶対にない。
ジョングガ、気付くかな。と 焦っているようで、決して取り乱さない 彼が 割と好き。
「 ヌナ 〜 、 俺の ジャケット 知らない？ 」
『 テヒョンさーん、 私 もう 出るんですけどー ？ 』
「 こっちきて 〜 、」
私がまだ玄関に居て良かったね！！！
靴履いたんですけどね、！！！！
早く 〜 、と 急かされるので、とりあえず 彼らの私物部屋と化した 部屋に向かう。
「 ヌナの格好に合わせようと思ったんだけど、ジャケットが見当たらなくて。 」
そんな、そんなこと言われたら、 一緒に探しちゃうじゃん？？
結局、 すぐ目の前にあったんだけど。
テヒョンアが満足そうだから良いか なんて、納得しちゃって、何だかんだ 甘やかしてる 自分が怖い。
「 ヌナと仕事できるなら、俺 毎日頑張るのに。」
『 はいはい、 また 後でね。 』
「 ヌナの薄情者 、 昨日はあんなに 俺の事欲しがってくれたのに。 」
彼の 行かないで、欲しい。 に 後ろ髪を思いっきり引かれながらも、仕事は 仕事。と 言い聞かせながら 、彼の腕の中は居心地が 良くて、 目を閉じる。
嫌でも分かる。
彼の顔が、近づいてくる、 それを 私は 受けいれた 。
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うさぎの所以 諸説あり 〈 JK 〉→←くまさんがトラさんに変わるまで
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作者名：ぱんだ ぱーかー
| 作成日時：2022年9月21日 3時
