一 週 間 ダ ケ 。 【中務 裕太】

= 3days ’ ページ34

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スマホをいじりながらそう言い放った玲於を思いっきり睨んでみればちらりと見られただけで何も反応されなかった。




そんなわけないやん。あいつといると頭おかしくなりそうなんやぞ？そんな馬鹿な話があるわけないやろ。




つーか、俺もっとおしとやかな女の子がええし、そもそも女なんか興味ないし。





白濱｢あ、じゃあこうしようか！！！隼と俺も一緒に行けばいいんだよ！！｣


中務｢いやそしたらあの女1人やんけ｣


白濱｢由奈ちゃんとかさー！！！ねー行こーよー！お願いします！！！！！｣





なんで亜嵐くんがそんな必死になってんねんって。そりゃあの女も由奈ちゃんとかいう女も顔だけ見ればまぁまぁ可愛いっちゃ可愛いけれど。




俺タイプやないし。何回も言うけど好きやない。興味ない。まじで興味ない。むしろ迷惑。





数原｢裕太くんの言うおしとやかなってどんな子やねん｣


中務｢…静かな子。｣


片寄｢Aは静かだよ｣


中務｢……どこが｣


片寄｢Aは可愛いよ｣


中務｢え、意味わからん。とりあえず俺はあの女だけは無理やねん。｣





そう言い放った俺に誰も何も突っ込むことなく休み時間は終わった。次の休み時間は昼休み。




本当はこの時にでも昼休みは食堂行かないって言えばよかったのに言わなかったのはなんでやろうか。…多分、なんの意味もない。






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