◎ ぎゅうぎゅう ページ5
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重「 A 、ねむい ？ 」
「 ううん 、そんなにねむくないよ 」
重「 嘘やん 、目充血してる 」
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今日は大毅くんと京都でデートした
いっぱい電車乗って 、歩いてってしたらすっごい楽しかったけどめっちゃ疲れた
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大阪行きの準特急に乗ったら人がいっぱいで
疲れたけど立つしかないし 、準急だからそこそこに揺れて疲れる …
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そんなわたしの気持ちを察したのか
わたしを抱くようにして満員電車の中で立つ大毅くんがわたしの顔を覗いてそう言ってくれた
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そんな大毅くんも結構眠そうなんだけど … 笑
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「 ほんと大丈夫だよ 〜 」
重「 あかん 」
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わたしの頭を強引に自分の方に寄せて
「 寝てもええよ 」って
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服の柔軟剤のいい匂いと大毅くんの優しい声が心地良い
電車の中だけど 、好きって気持ちが込み上げてぎゅうって抱きしめた
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「 立って寝れないでしょ 笑 」
重「 えー 、俺はいけるけどな 」
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寝れないとかいいつつ 、すごい心地良くて
大阪までずっと寝てたのは言うまでもない
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終わり
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作者名：だいきち 。 | 作成日時：2018年12月3日 18時
