○ 続き ページ12
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でもやっぱり 、わたしがアイス食べたいなんて言ったらちゃんとスプーンとってきてくれるあたり優しいんだよな
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時間が経って少し柔らかくなったアイス食べながら ( なぜかしげも一緒に )
しげが今日の学校であったことを話してるのを聞いてる
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そういえば今日球技大会だったんだ 、行きたかったなあ
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重「 ほんまクソつまらんかった 」
「 クソって言うなクソって 」
重「 だってほんまにつまらんかった 」
「 なんで ？ (笑) 一昨日はめっちゃ楽しみにしてたじゃん 」
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わたしも球技大会したかった〜ってアイスを頬張りながら言ってたら
「 Aがおらんかったら何でもつまらんねん 」って …
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さっきまで大きい声出てた癖にすっごい小さい声でそう言ったから
なんだと思ってしげの方見たら 、俯いて髪から覗く耳を赤くしてた
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あんまり事態を理解出来ずにいたら 、顔を上げてしげと目が合う
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重「 俺さ 、ずっとAのこと好きやねんけど気づいてる ？ 」
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いや …… 気づくわけない
って思ったら「 まあ気づくわけないよな (笑) 」ってしげが言った
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重「 …… あ 、俺バイトあるから帰るわ 」
重「 寝すぎて今の告白忘れんなよ ？ (笑) 」
「 あ …… ありがと ！ 」
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「 おん (笑) 」ってしげが笑って部屋のドアを閉めた瞬間 、ぶわって身体が熱くなった
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さっきみたいにしんどくて熱が上がったわけじゃない
これって多分 … いや絶対 、わたしもしげのことが好きってことだよね
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終わり
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作者名：だいきち 。 | 作成日時：2018年12月3日 18時
