Lovemagic (ページ46)

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cnsaid

涼介は、本当に次の日出ていった

母さんは、僕に『ごめんね。』と謝った

母さんは、何も悪くないのに

涼介......涼介のせいだよ

父さんも、、、どうして？勝手過ぎるよ

僕は、その日学校を休むことにした

学校に行ったら、他の人にこの怒りをぶつけてしまいそうで

怖かったから

それに....

こんな酷い顔で学校に行けない

僕は、自分の部屋では無くて、

何故か涼介の部屋に向かっていた

部屋にはいると

涼介の匂いがした

涼介がまだ居るみたい

勉強机、ベッド、クローゼット、本棚

家具は、残してあった

僕は、少し寂しくなって

勉強机の棚引き出しを見てみる

すると、、、そこには日記と手紙が

日記のページをめくると

色々なことが書いてあった

今日は、侑李と餃子を作ったとか

侑李と買い物に行ったとか

というか、だいたい僕のこと....

なんだよ。

意味分からない

最後のページをめくると昨日のことが書いてあった

〇月〇日

この部屋を出る。
１７年間お世話になった家、やっぱり別れは、悲しい
母さんに怒鳴られた滅多に怒らない母さんにだ
侑李は、.....やっぱり好きだな。
離れたくない
結婚なんて、したくない
でも、誰かのために
なるのなら
きっと、、、大丈夫。
今日でこの日記も最後、
いつか大人になったときこの日記を見て笑えるように、

結婚したくないなら

しなければいいじゃん

人のためって何？

涼介は、誰のために頑張るの？

何で.......

「ｯ、、、ｸﾞｽｯ、、りょお、、すけｸﾞｽｯ」

もうひとつの手紙は、

何故か見れなかった。

日記と手紙は、机の引き出しに閉まった

そして、僕は涼介の部屋を出た