夏祭り。2 ページ35
｢さと、そろそろだよ、起きて？」
盆踊りの練習も終わって、俺のPTAの軽い話し合いも終わったあとひとまず解散になった。
一旦家に帰って2人とも着替えて、さとは体育着から浴衣に。 うん、似合うね！
さとは昼ご飯食べたあと俺の膝で昼寝してたの。
寝言でもしょーくん、、って言ってて可愛かった！！笑
｢んふふ、おはよぉ！！」
｢ん、おはよ。夏祭り行こっか！」
｢しょーくん手つないで？」
｢はーい、行こうか！」
2人で手繋いで行ってきますして、
学校に向かったのはいいんだけど…
｢｢ぎゃああああ！！！！｣｣
学校に着いた途端、不安な泣き声聞こえてくるんですけど…泣
さとも泣き声が聞こえたみたい、手を離して双子の元へ走っていく。
｢しょぉちゃああん！！｣
パナと合流してすぐに和を受け取ったけど…
ひどい顔してる笑
｢ごめん、朝から泣いてた？｣
｢ああ、さすがに俺もあやしきれなかった…｣
｢2人いっぺんにじゃキツかったでしょ、ほんとごめんね…｣
パナに謝るといつもみたいにスマートに遮られる。
やりたくてやってるだけだから、いい加減謝るクセを直せってさ。
どんだけカッコイイんだよ！！笑
｢悪い、潤も不安定だから双子お願いしていい？俺、さととまーと出店廻ってくるからよろしく｣
気付いたらもう夏祭り始まってた。
出店はお母さん方がやってくれるから、俺はあとは片付けに参加するだけ。
｢も〜、和も潤もどうしたの？？｣
やっと泣きやんだ2人はずーっと俺の胸に顔を埋めてる。
病み上がりでまだ不安定だったしキツかったかな…
｢和、潤？キツかったね、ごめんね？なにか一緒に食べよっか？？何食べたい？？｣
｢…かきごおり｣
｢…わたあめ｣
即答するところ息ぴったりでおもしろい。笑
2人と手を繋いで出店を廻って、好きそうなゲームや遊びをさせるとやっと復活した様子。
…お、そろそろ時間かな？
先に場所取りしてたところに戻っていたパナたちと合流する。
｢まー、和、潤？そろそろさとが踊るみたいだよ？一緒に見ようね。｣
さとは先にクラスに集まっていたみたい、入場場所で並んでいる。
…あれ？少し緊張しているね笑
｢翔、遅くなってごめん｣
｢先輩っ！米花さぁん！お疲れ様でぇっす！｣
｢准一くんっ！！テゴ！！！｣
｢まーくんおいで！一緒にさとにぃ見よっか！｣
准一くんと手越も揃ったし、みんなでさとを見守ることにしますか！
さと、頑張って！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやお(プロフ) - 優子さん» お久しぶりです、優子さん！コメントありがとうございます(*^^)v最近忙しいのと、話の内容が思い浮かばないのとで中々更新出来ずにいて(;_;)これからもお願いします！ (2016年2月16日 22時) (
レス) id: b80748ec37 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 移行おめでとうございます。翔君頑張って作ったね。智君と雅紀君と和君と潤君喜んでくれたね。 (2016年2月15日 12時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭 | 作成日時：2016年2月5日 13時
