Assassination School (ページ36)

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山田くんの体調不良ページ36

山田side

知念が起きてきた時に騒いだせいかさっきよりちょっとだるいかも。

そう感じたのは朝ごはんの片づけが終わってから。
いつもと変わらず、大ちゃんとゆーやと伊野尾ちゃんが寝坊してきて、みんなで怒って、わいわいご飯を食べて。
俺はそのまま片付けをして、自室に戻ったところ。

いつもならこのままゲームのランク上げをするはずなんだけど、なんかイマイチ乗り気じゃない。
改めて熱を測り直しても特に変わりわなく、体がちょっとダルいだけ。

山「なんなんだろ…？」

ゲームのランク上げは諦めて、ちょっとベットに横になると、あっという間に夢の世界に引き込まれて行った。

ｺﾝｺﾝｯ、、ｺﾝｺﾝｯ
山「んっ？」

ドアをノックする音で目を覚ますともう1時間ぐらい寝てたみたい。

山「はぁーい！」

ｶﾞﾁｬｯ

中「やま？あっ、寝てた？
起こしちゃった、ごめんね」

入ってきたのはゆーとくんだった。

山「大丈夫だよー、それよりどうしたの？」

中「あのさ、俺のマグカップ知らない？
コーヒー飲もうと思ったんだけど、全然なくて…」

あっ、しまった！
知念に相談したけど、ゆーとくんに謝ってない！

山「ゆーとくん！ごめんなさい！
今朝、手が滑って床に落としちゃったの…
伝えるの遅くなってごめんね」

中「そっか」

山「ごめんなさい…」

中「大丈夫だよ！今度、かわりのマグカップ買いに行こう！」

山「ありがとう。うん、買いに行こ！」

中「じゃあ、お邪魔しました～」

部屋を出てったゆーとくんはやっぱりいつもより元気がない。
お気に入りのマグカップ、割っちゃったんだもん…
どーしよう…