Assassination School (ページ25)

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MISSION 1 ページ25

知念side

メンバーが建物に入っていってから、伊野ちゃんとたわいもない話をして待っていると、グループAの4人が車に帰ってきた。
誤算はあったもののミッションはクリアしたみたい
あとは、グループBの3人。
そろそろ終わるくらいかな、と話していた時、急に無線がなった。

中《もしもし！知念！？知念！？どうしよう！！》

ゆーてぃーでコードネームで呼ぶことも無く、とにかく焦っていた。

知《ゆーてぃー？どうしたの？
一旦落ち着いて！》

中《ご、ごめん。やまが、やまが…》

謝ったはいいものの、焦りは収まることなく話が上手く理解できない。

知《涼介がどうしたの？ゆーてぃー今どこにいるの？》

中《に、にかいの、しゃちょうしつ。
やまが、、！どうしよう！！》

僕がいくら落ち着いて話しても、今のゆーてぃーには通用しなさそう。

知《今から、そっち行くから。
ゆーてぃー？１回深呼吸しよ、できる？》

中《うん、よろしく。》ﾌﾟﾂｯ

僕がせっかく深呼吸するように言ったのに、すぐに無線を切っちゃったゆーてぃー。
車にいる5人も心配そうな表情を浮かべていた。

知「涼介に何かあったみたい。ちょっと僕、行ってくるね、」

救急箱を持って急いで車を出たけど、ゆーやに手を掴まれた。

髙「知念だけじゃ危ないよ。
もしかしたら、まだ誰か生きてるかもしれないから。俺もついてく。」

知「ありがと、じゃあ行ってくるね。」

薮「ゆーや、任せたぞ。何かあったら、連絡しろよ。」

宏太の言葉を聞いて、改めてゆーやと2人で車を出た。