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引っ張られたまま楽屋まで着くと
オンニたちがメンバーのメイクをしていた
メイク中って言ってももうほとんど終わっていた
SA「あ!Aちゃん
テヒョン捕獲お疲れ様!」
スアオンニは私より2つ上のオンニで、去年結婚したらしい
とってもサバサバしてて私たちメイクスタッフだけでなく、メンバーもまとめあげる凄い人
NY「A お疲れ様〜」
ナユンもサバサバしてて
親父ギャグ大好きなジンくんの扱いに一番慣れてる
HM「あははっ
テヒョンは今日も元気だね」
はミンはナユンと同じ同期で飲み仲間だ
メイクスタッフ唯一の男子だから
荷物面でもすごく助かってる
ちなみにメイクスタッフは私を含めたこの4人で行っている
他のグループに比べたら少ない方だけど
みんな優秀で人手は全然足りてる状態だ
『遅れちゃってごめんなさい
すぐにメイクしますね』
一番奥にある椅子にテヒョンを誘導してメイク道具を机に出す
『んーーー
今日はアイメイク濃いめにするね』
TH「は〜い」
さっき寝落ちしてたから寝ないか心配だったけど
テヒョンは切り替えが早い方で問題はなさそうだった
カラコンに下地にアイメイクをして
仕上げにパウダーを使っているときに
ずっと静かだったテヒョンがモゾモゾ動き出した
TH「いひっ
これくすぐったい」
『えぇ
最後だから我慢して?』
TH「だってくすぐったいもん」
テヒョンはぎゅっと目を瞑り
子供みたいに顔を横にブンブン振り出した
『あぁ……
動かないで』
TH「いひひっ
わかった
ヌナを困らせないよ!」
(いっつも困らせてるくせに……笑)
それからテヒョンはなんとか我慢してくれて
ほんの数分でメイクは完了した
スアオンニたちはとっくにメイクを終えてたから
私が先に新しいメイク道具を取り行っていたらしく
今はメンバーたちと私しかいない
ST「防弾少年団さーん!準備お願いしまーす」
メイクを終了してすぐにスタッフさんから声がかけられた
『ほらテヒョン
行っておいで』
他のメンバーは1人ずつ楽屋を出て行っていて
テヒョンも走ってみんなを追いかけた
私もさっき使ったメイク道具を片付けようと手に取り始めたとき
.
.
.
JM「ヌナ…………」
ジミンの腕が私のお腹に回って来た
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作者名:おさとうとひよこ | 作成日時:2021年9月12日 23時