忘れられない ページ6
Aside
私は今、エジンバラの丘で月を見ている。
貴「きれいだな…」
金色に輝いている満月。
「A、行かないでくれ…」
ふと、あの男の子の言葉が思い浮かぶ。
なぜだろう…
あの子のことをなつかしく思う。
貴「ごめんなさい…」
私はそっとつぶやく。
私にこの呪いがかかってなかったら、あの子を傷つけなくて済んだのにな。
？「A？」
呼ばれたので振り向く。
貴「ゼルドリス、どうしたの？」
ｾﾞﾙ「お前の姿がなかったから探していた。」
ゼルドリスはそう言い、私の隣に座る。
ｾﾞﾙ「考え事か？」
貴「うん、金髪の男の子のことを考えていてね。」
私が、そう言うとゼルドリスは眉間にシワを寄せた。
貴「ねぇ、ゼルドリスは何か知らない？」
ダメ元でも聞いてみる。
ほんとなんでだろう。
何であの子にこんなに熱心になっているんだろう。
ｾﾞﾙ「いや、何も知らない。仮に知っていたとしても、そいつは俺たちにとって敵だ。」
貴「敵？」
ｾﾞﾙ「あぁ、このブリタニアを制圧するとなると、魔神族以外は全員敵となる。」
ゼルドリスはそこまで言うと立った。
そして、私の頭をポンポンとした。
ｾﾞﾙ「余計な思い入れは後々きつくなるぞ。」
そう言うと、ゼルドリスは去っていった。
余計…か…
その言葉を聞いて、さっきまでの熱心な気持ちが一気に冷めていった。
そうだよね、ブリタニアを制圧するのに他の種族のことを気にしていたら、きつくなるもんね。
私の気持ちのように、満月は雲に隠された。
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ステラ - 『ステラです。頑張って下さい。』メリ「テンション低くね？どった？」『だぁーー！バカメリのせいだ！朝からセクハラするから！テンションだだ下がりだわ！』メリ「わりぃ」『思ってねぇ・・・。』というわけでこういう感じでコメントします！ (2018年10月13日 23時) (
レス) id: e1ed62eaa4 (このIDを非表示/違反報告)
マミー - メリオダスもゼルドリスも大好きなのでめっちゃ嬉しいです！更新、頑張って下さい。 (2018年9月11日 19時) (レス) id: 3c47a7bc38 (このIDを非表示/違反報告)
レミラント - みなさん！長らくお待たせして本当に申し訳ございません！これから更新していきますね！ (2018年9月2日 21時) (レス) id: 696b7cf797 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら♪ - レミラントさん！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月28日 21時) (レス) id: e1ed62eaa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！！！ (2018年8月28日 15時) (レス) id: e5cd4b3def (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レミラント | 作成日時：2018年8月20日 20時
