3話。 ページ4
「Aしばらく御飯食べてないんだよね？」
貴「うん。」
じゃあお粥だな。なべに冷凍ごはんと水を入れ
て煮たたせて卵を入れて完成。(早いとか気にし
ない。)
「はい、熱いから気を付けて食べるんだよ。」
貴「ありがとう。」
ちゃんといただきますして食べ始める。できた
てのお粥は猫舌のAには熱かったらしくハ
フハフしながら食べてる。小動物みたいでかわ
いい。
貴「ひーくん」
「ん？」
今まであまり表情変わらなかったAが少し
だけ笑って言う。
貴「あのね、すっごくおいしい。」
前言撤回。物凄くかわいい。
「そう、いっぱい食べな。」
Aの頭を撫でてからお風呂を沸かしに行っ
た。
とにかくこれからどうするか。警察にも連絡し
なきゃだろうし、恐らく病院にも連れてかない
と。今度の休みいつだろう。
リビングに戻るとAがあらかた食べ終わっ
ていた。
「Aお風呂はいっといで、服は俺の貸すから。」
貴「うん、ごちそうさまでした。」
Aのパジャマ代わりの服を探す為に自室に
行く。今はそんなに寒くないから半袖でも平気
だろう。クローゼットの奥からあまり着ない白
い長めのTシャツを引っ張り出す。まぁ下はいい
だろう。Aにそれを渡してお風呂に行かせ
てそのうちにマネージャーに連絡入れる。
「もしもし俺だけど。」
マ「あ、さっきの子大丈夫だった？」
「実はかくかくしかじかで今取り敢えず彼女は安全だけどこれからどうするかが分かんなくて連絡しました。」
マ「うそ。そんな事あるんだね。とにかくその子の市の警察に連絡入れた方がいいと思う。あと母親にはその事黙っててもらいな。太田君3日後休みだからその時に警察署に行っていろいろ相談すればいいよ。」
3日後休みだったのか。
「分かった。ありがとう。」
マネージャーとの電話を切って次は警察に電話
を入れる。Aの住んでる市は確か○○市だ
ったはず。あ、電話繋がった。
「もしもしそちらのところに女の子が行方不明になってると言う通報は入ってないでしょうか？」
電話口「ええと、はい8歳の女の子が行方不明になってると言う通報があり、ただいま捜査中です。心当たりがあるんでしょうか？」
「彼女が自分の家の玄関にいたので保護しています。ですが彼女は母親に虐待を受けていると言っていて家に帰りたくないと言っています。取り敢えず彼女の母親には内緒にしておいてくれませんか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆいら - 靖守の水琴さん» 初めまして！ありがとうございます！そのお言葉が励みになります( ☆∀☆)更新も遅いですがのんびり見守って頂けたら幸いです。 (2019年8月28日 7時) (
レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
靖守の水琴(プロフ) - 更新楽しみにしていました！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: f62b5932e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいら - 紀和さん» 紀和様！ありがとうございます。この作品を楽しみにしてくださっている方がいらっしゃることが分かり、嬉しい限りです！感無量です！拙い作品ではありますがこれからも見守って頂けたら嬉しいです！ (2019年7月28日 18時) (レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
紀和(プロフ) - お疲れ様です。この作品を楽しみにしてるので更新頑張って下さい。 (2019年7月24日 15時) (レス) id: 8195451271 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいら - 美紀さん» ライブなども行かれたりするのでしょうか。推しが多いと出費も大変ですよね(笑) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 0fa2481ff6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆいら | 作成日時：2017年9月25日 22時
