子育て始めました。

15話。 ページ16

今日は雑誌の取材があるのでスタジオに行くと

麻璃央と龍儀(横田龍儀)がいた。

横田「あ、こんにちは。」

「おはよ。」

黒羽「あ、連れてきてないの？！

あ、それとおはよう。」

「連れてこないよ。」

挨拶よりAいるかどうか先に確認したよ

この人。

黒羽「何で連れてこないのー？」

「まだあの子は家で寝てますー。」

横田「何の話ですか？」

あ、龍儀は知らないか。

黒羽「もっくん凄い可愛い子拾って家に置いてるんだよ。」

「待て、その言い方は誤解を招く。」

横田「？？どういうことですか？？？」

「ちょっと事情があって家に従姉妹が住んでる。」

横田「はぁ。」

黒羽「めっちゃ可愛いんだよ！」

横田「えー、見てみたいです！」

面倒なことになった......。

黒羽「あっ！じゃあさ、真剣乱舞祭の稽古のときに連れてきてよ！」

「いや、何良いこと思い付いたみたいな顔してんの。」


黒羽「良いことだもん✨。」

「てゆーか連れてきてどうすんの？」

黒羽「え？休憩中にひたすら愛でる。」

「............連れてこない。」

黒羽「えー！！」

「こんな人のところにAは連れてかない。」

黒羽「いーじゃん。」

横田「どんな子何ですか？」

「8歳児で子どもにしてはかなり無口な方。あとものすごい人見知り。」

黒羽「もうね、こっちを無言でじーっと見てるときが超可愛い！！」

横田「さっきから可愛いしか言ってないよ。」

黒羽「いや、ホントに可愛いしか出てこないの(笑)。ねぇーお願いm(＞＜)m」

「稽古場に子ども連れてこれないでしょ。」

黒羽「そこは俺が交渉するから。」

横田「必死過ぎない？(笑)。」

黒羽「Aちゃんが居れば真剣必殺出せるから。」

「うん、別に出さなくて良い。大丈夫。」

横田「真剣乱舞祭で真剣必殺出すタイミングって何？」

「それな。」

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