NEXT4は病院嫌い!?

石川&山内←柳田　(アイス様) ページ30

Aside


野村先生に呼ばれて向かった診察室


今日の患者さんは祐希くんと晶大くんらしい


あの4人の診察には看護師が入ることは滅多にないんだけど、今日は付き添いが将洋くんしかいなくて大変だからサポートしに来た


A「祐希くん、久しぶり^^晶大君の診察終わるまで待てるよね？」


祐希「ｸﾞｽﾝ………将さんが………」


私より将洋君いいみたい(笑)


A「私とお話しして待ってよう？」


祐希「いやぁ〜(泣)」



何を言っても嫌いや言うだけの祐希君



晶大君の胃カメラが始まった見たいで苦しそうな晶大くんの声に反応してさらに泣く


晶大「ｳｳ………ん！……」


野村「将の手にぎっとって？」


あまりの苦しさに手で先生を叩くから将洋君が晶大君の手を握ってる



祐希「いやぁぁぁ〜〜……ｸﾞｽﾝ(泣)」


A「怖くなっちゃった？大丈夫だよ？」



カーテンを閉めて診察が見えないようにしてもえずく声は聞こえてきて、そのたびに祐希君もぐずる

少しでも早く帰れるように先に問診をすませとこうかな

A「祐希君、最近眠れない？」


祐希「んーん！……(泣)」


この返事じゃどっちか分かんないよ(笑)

A「昨日は寝れた？」

祐希「ん…………」


掛け布団をかけ直してあげて落ち着くようにお腹の辺りをトントンしてあげたらすぐに泣き止んでくれた



祐希「気持ち悪ぃ〜(泣)」


A「吐きそう？」


祐希「ん………」


A「ここに吐いてもいいよ？」


容器を口元に当ててあげても苦しそうにえずくだけで何も出てこない


いやがられるのを覚悟して手袋をつけてちょっと祐希君の舌の奥をおした


祐希「ｵｪ………ｸﾞｽﾝ……ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」


A「ごめんね？まだ吐きそう？」


泣きながら首をよこにふる祐希君

またベットに横になって疲れたのかうとうとしてきた


A「もうすぐ先生が診てくれるから起きててね？」


祐希「ん………」


先生、早くしないともう瞼が半分落ちてますよ！！
なんて考えてたらカーテンがあいて、野村先生が
「お待たせ、祐希。こっちで将に持たれて座って？」


やっと祐希君の番みたい
さっきまで祐希君がいた診察用ベットに横になった晶大君はもう半分寝てるから涙の後だけふいてあげて先生に声をかけてからナースステーションに戻った


実はまだ仕事残ってるんだよね(笑)

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