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「だから〜〜、結局男はあれでしょ。清楚な服着てー、会社勤めのOLでー、お昼になったら財布だけ持ってランチ行ってきまーす♪みたいな女が好きなんでしょ」
智「男が全部そうなわけじゃねーべ(笑)」
「いーーや、絶対そう。なんだかんだ言ってぜっっったいそう」
智「じゃあもうそれでいーわ」
「ほらっ、やっぱそうじゃんっ」
智「おめーが言わせたんだろ(笑)」
ビール3本飲んで、2本目の缶チューハイももう飲み切りそうな私に、「ペース早過ぎじゃねぇ？」って智が笑う。
「だいたいさー」
智「聞いてねーな俺の話(笑)」
「だいたいさっ」
智「はいはい」
「ちゃんとした会社勤めの子がいいなら、最初っから私なんかと付き合わなきゃいーじゃん」
智「うん」
「あっちから告白してきたくせに」
智「うん」
「結婚しようって言って来たのもあいつからなのに」
智「うん」
「私が普段ほとんど化粧しないってわかってたじゃん」
智「うん」
「大学の時から着てるスウェット着てゴロゴロするのが一番好きって知ってんじゃん」
智「うん」
「お洒落なレストランでワイン飲むより、焼き鳥屋で生ビール飲む方がいいってわかってたくせにさ」
智「うん」
「……なんか智、さっきから『うん』しか言ってなくない？」
智「……うん(笑)」
笑いながらビールをぐいっと煽って、空になったそれを足元に転がす。
ビールはもう残ってないから。
智も、ビール3本空けたんだ。
智「どこで知り合ったの」
「…合コン」
智「あー」
「大学時代の友達がOLやってて。最初断ったんだけど、こんな大手広告代理店の人との合コンなんて滅多にないんだからって無理矢理…」
智「エリートリーマンか」
「…うん」
連絡先交換しようって言われて。
まさかその後、告白されて付き合うことになるなんて、思ってもみなかった。
「いけすかないやつでさっ」
智「付き合ったんだべ(笑)」
「そうだけど…キーボード打つためだけにありまーすみたいな綺麗な指しちゃって」
智「なんだそれ(笑)」
「薄紫のYシャツが好きで。この色着るなら日焼け出来ないとか言って私より肌白くて」
智「へー」
「ワインにやたら詳しくて…いつもうんちく聞かされて、うんざり」
智「(笑)」
口から出るのは憎まれ口ばっかりなのに。
頭の中に浮かぶのは、白い肌と、綺麗な指。
得意げにワインを語る、楽しそうな笑顔。
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いっちゃ(プロフ) - お久しぶりです。フリスタ2020の新しい画風見てこの物語を思い出しました。冒頭の壁の絵、あんな感じ何じゃないかなと。久しぶりにペンキ屋智くんに会いに行ってきます。 (2020年10月13日 22時) (
レス) id: 4f53938499 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - おーちゃんさん» おーちゃんさーん、お返事遅くなってごめんなさい(T△T) この繋智がお休み中だからね…ペンキ屋智まで出張をありがとうございます(涙)。もちょっとで復活しますのでお待ちを！ (2017年4月26日 16時) (レス) id: bcec075e42 (このIDを非表示/違反報告)
おーちゃん(プロフ) - また来ちゃった！突然ワタシにやってくるペンキ屋智…キュンキュンを堪能させていただきました！やっぱり、あげはさんの智はたまりません！ (2017年4月9日 13時) (レス) id: 7e1932ee25 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - ともさん» ともさんキミハケへいらっしゃいませー♪ってマジでめっちゃ読んでくれてるんすね…(感涙)。ペンキ屋智は、当時から智坦・他王子坦含めてめちゃくちゃ人気でした(笑)。気にいっていただけて嬉しいです(*´ー｀*) (2016年10月24日 16時) (レス) id: bcec075e42 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 再びこんにちは♪やばっ!智くんカッコ良すぎ(^з^)-☆きゅんきゅん通りすぎてズキンズキンと心臓が痛い(笑)やっぱり智くんが好きだぁ( *´艸`) (2016年10月22日 11時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげは
| 作成日時：2015年11月21日 20時
