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和「で、久しぶりの先生復活はどーよ？」
翔ちゃんの完全アウト発言以降、俺たちの席と厨房をただ無言で行ったり来たりするだけの配膳ロボットのようになったまりちゃんが、最後のとんかつご膳を置いて逃げるように去っていく。
潤「うん…楽しいよ」
目を伏せて、ちょっと照れたように笑う。
その顔が嬉しそうで。
やっぱこんなに全身で教師が好きーって言ってる人に先生辞めろとかありえないでしょって、ちょっと前まで潤くんの周りで起きてたことを思い返して、小さくため息をつく。
翔「もう始業式なんて大変よ。こいつが入って来ただけで、体育館中ぎゃーぎゃーすごいことになっちゃって。女は泣くし…どこぞのアイドルのコンサートかっつーの」
潤「大袈裟だろ(笑)」
翔「大袈裟でもねーだろ。つーかお前もちょっと泣きそうになってたじゃん」
潤「なってねーよ」
翔「いや、なってたね」
潤「なってねーって」
翔「俺見たもん」
潤「おま」
雅「まーまー、とにかくよかったね!!」
潤「…うん。……みんな、ありがと」
翔ちゃんがまたなんか言いかけたけど、潤くんの様子を見て言葉を引っ込めて。
ほんのちょっと口元を緩めて、いつもみたいにふんって笑う。
この2人、なんだかんだ仲良くって。
"潤くん、先生辞めるってよ" 事件以降、俺たちはたまに4人で会ってる。
なんか居心地よくって。
集まると、それが当たり前みたいな空気になって。
27にもなってこんな友達が出来るとか、正直思ってなかった。
4人でいるとなんか。
もう1人、ここにいる気がすんだよね。
ふにゃふにゃ笑って、隅っこに座ってる気がすんの。
4人中3人は教え子だけど、翔ちゃんは先生のこと知らないのに。
なんか、いつもそんな気がすんの。
雅「そーいえば、Aっち元気ー？」
フライドポテトを咥えたまま、まーくんが前の2人を見る。
潤「元気だよ、なに会ってないの？」
雅「俺らのデビューイベント以来会ってないんだー」
翔「相変わらずそそる脚してるよ」
潤「いつも冷たく『やめて』ってあしらわれてっけどね(笑)」
翔「それがいいんだよ」
和「S魂に火がつくのね(笑)」
翔「落ちない女ほど燃えるよね」
翔ちゃんが、俺を見てにやっと笑う。
……まぁ俺はもう、それについては燃え尽きてますけどね。
ってのは頭ん中でだけ言って。
舌に嵌ったピアスを口の中で転がした。
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あげは(プロフ) - レイ。さん» この章の絵を渡される場面が、跳べシリーズの中で一番キツいところだと私は思ってて。そこからみんなに支えられて気持ちに気付くまでが、AIで私が伝えたかったことでした。色んなことを感じていただけてすごく嬉しいです。BTまであと少しですよっ!!(笑) (2016年8月21日 23時) (
レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
レイ。(プロフ) - もう最高過ぎて最高過ぎて。読む手が止まりません！おまけもすごく良かったです！続き読んできたいと思います！ (2016年8月21日 18時) (レス) id: 525ab02d23 (このIDを非表示/違反報告)
レイ。(プロフ) - いつまでも忘れられない主人公ちゃんが可哀想だなって思いつつも皆で助けてあげようとする姿に胸が打たれて泣きそうになったりもう泣いたり心ん中がほっこりしたりと感情が豊かに動きまくってます笑 不器用ながらも大切な事に気付かせようとしてくれてる櫻井先生も良い (2016年8月21日 18時) (レス) id: 525ab02d23 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - ゆゆさん» なんかかっこよかったので全然気にしないで下さい(笑)。AIは、私の長編の中でも特に苦しいお話なので、泣かせてばかりでごめんなさい(ノ_＜。) 現在編からBTへ。またこれからも、跳べメンバーをよろしくお願いしますっ(*´∇｀*) (2016年2月21日 0時) (レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、初めまして。コメントありがとうございますっ!! 私のお話を見つけていただいて、ありがとうございました(*´ー｀*) そしてもう…キミ花も跳べもまぁ長くて苦しいことの多いお話なのに、そんな風に言っていただけて感激です(T△T) "あげはの世界"って (2016年2月21日 0時) (レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげは
| 作成日時：2015年11月1日 0時
