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棒読み/shk ページ28
「んふふ、」
「何笑ってんだよ」
「だって、このしゃけめっちゃ棒、」
「うるせ」
投稿された動画を見て笑う私の頭を小突いてくる彼は、少し頬を赤らめていて。
「でもまぁ、頑張った方だと思、ふふ」
「笑うなって」
「なんか、頑張ってる感があるのが絶妙に面白い」
私がそう言うと、彼は深くため息をついた。
「悪かったな、演技下手で」
「ご、ごめん、拗ねないでよ！」
私が焦ってそう言うも、彼はそっぽを向いたまんま。
「しゃ、しゃけ〜…」
「…なんだよ」
「機嫌、直して？」
「…」
未だ口を尖らせる彼が、なんだか可愛く思えてしまって。
そっとその赤い頬に口付けると、彼は耳まで真っ赤にさせてこっちを睨んだ。
「…マジで、心臓に悪い」
「なに、聞こえない〜！」
「〜っ、お前、夜覚悟しとけよ…」
その言葉に青ざめつつ、そういう言葉は全く棒じゃないな、とふと思って。
彼の心からの言葉なんだとわかったのが、なんだか嬉しい夕方だった。
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空羽(プロフ) - みあさん» 初コメ…ですかね！？コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しい限りです…！！ありがとうございますm(__)m (2020年2月22日 23時) (
レス) id: 295f716bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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