E i g h t y. E i g h t. N i s s y. ページ45
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俺が、今まで言ってきたことは、
少しずつ嘘だ
まあ、１つ言うならば
俺は、最初からAを奪うつもりでいた
途中加入で入ってきた、真司郎の彼女
最初は、は？彼女？舐めてんの？、なんて思っていた
だけど、見くびっていた
彼女は、あまりにも才能に溢れていた
歌も、ダンスも、容姿も
整いすぎているのに、どこか他の人とは違う何かがあって
これこそ、きっと
天性の何かなんだろう、と思った
俺は、きっと
人の才能に弱いんだ
人の才能に酔い痴れてしまうんだ
西「はじめまして、西島隆弘です」
「はじめまして、宮居Aです」
一瞬で、堕ちた
ハイトーンで澄んでいて、特有の甘ったる過ぎない声
目を細める、優しい笑い方
周りの人に気も使えてしまう、人柄の良さは
決して嘘ではない、っていう確証が持てた
與「ほーら、隠れたらあかんやろ、出てくるのー」
「やだあああ、しんちゃんのご飯抜きにする」
與「それは嫌や」
それと同時に、入り込めない事も確信した
西「やっべぇ…
俺のモノにしたい」
その、完璧で、全ての幸せが揃ったような、お前を
俺が壊したい
俺が乱したい
俺で、染め上げたい
真司郎のこと、好きだよ
だけどね、それ以上にあいつが欲しいんだ
あいつは、俺のモノにする
どんな手を使っても
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西「もうすぐだね、A」ﾎﾞｿ
真司郎がいない間、最大のチャンスだと思った
でもね、ただ奪いにいくだけじゃ絶対に奪えない
きっと、彼女は、過去のあの人に会いに行くだろう
それが、絶対にチャンスだ
きっと、あいつは心の何処かに穴を開けて、帰ってくる
そんなお前を、俺で酔わせて、俺がいないとだめにしてあげる
嗚呼、楽しみでしょうがない
西「早く、真司郎に言ってやりたいなあ…
もうすぐ、Aは
俺のモノだよ」
どんな反応するかな
俺しか映っていないその瞳を見て
どう思うかな
西「早く、素直に求めに来いよ」
西「A」
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう（ ; ; ）作り直しごめんね（ ; ; ） (2018年2月22日 21時) (
レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年2月22日 20時
