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E i g h t y. F i v e. ページ42

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声が出るのが、歌うのが、



すごく心地良かった




秀ちゃんと歌うのは、すごく楽しい







声質が合うのかな〜、なんて






「よかった〜〜〜…」




安堵で床にへたり込む


それを見て、安心したように笑う




末「めっちゃ顔ゆっるゆるなってっけど、笑」



「嬉しいんだもん、笑」




秀ちゃんまで嬉しそうに笑うから




末「よかったよかった



じゃ、俺先戻るわ、はよこいよ」






ガチャン




特に、何をするわけでもなく


私の不安を取り除いてから、


すぐいなくなってしまう




そんな彼だから、頼れたのかもね





でも、









そんな事を考える暇なんて与えてくれないの









バタン






西「も〜、俺と練習すればいいでしょ?



Aちゃん?」








優しく、妖しく笑う彼は、ずるすぎるから



隠して、抗ってみる







「いやで〜す」





西「いやで〜す、ってあんた、笑



でも、声伸びてたね




一回俺と歌う?」







隆弘と、歌うとか、正直緊張するけど





「やってみる」









西「あ、あ〜〜」





声を軽く出しているだけなのに


隆弘の空気感が変化するのが、分かってしまうほど


西島隆弘によって、世界が作られる






西「いつも1人きりで帰る君 隣が空いてるなら居させて」




「用も無いのに、急になんで?」




西「だって…少し話くらいさせて?」




「いいけど」




西「少し近くで顔を見せて」





隆弘が、私に顔を近づけて微笑む




西「「絡まった時間を解いて」」




指をゆっくり絡めて、優しく握る







惹き込まれる




西島隆弘の魅力が、すごさが、身に染みてわかってしまうの





「からかうつもりなら嫌だよ?


その笑顔に、嘘はないの?」



西「答えはもう分かるはず」





隆弘の低音が響くのと同時に、柔らかく微笑んで



歌ってる途中、ずっと私の目を見つめて


離してくれない






「愛してる、の一言」


西「伝えられたらそれで」


西「「きっと」」


「どんな未来よりも」


西「「ドラマチックだから」」






西「「君を 愛してる 」」







隆弘と、私の声が重なる



あまりにも綺麗すぎるすの歌声は、






私の胸をえぐるようにして







溶けるように、胸に入り込んだ








西「よくできました」





西「お上手だから、自信持ちなね?」







悪戯に笑う彼から、目が離せなかった






私は




最低だ

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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう( ; ; )作り直しごめんね( ; ; ) (2018年2月22日 21時) (レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年2月22日 20時

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