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S i x t y. O n e. ページ18








押し倒される




優しく微笑むと、私の頰に触れる





「しんちゃん…」




與「今は、真司郎がいいかな…」






そう言ってはにかむと、キスの嵐が降ってくる


でも、触れるだけのキス


優しく触れるだけなのに、電撃が走るようで





でも、足りなくて




「…真司郎」




名前を呼ぶ


それなのに、本当に意地悪な人



與「ん?どーしたん?


…わがまま娘には言わんとしてやらんよ?」ニヤ





そう言って笑ってくるから


私は私じゃなくなる


貴方を求めてしまう









「馬鹿、意地悪、嫌い




嘘、好き



…してよ」




與「よく出来ました。」




そう言って余裕そうに微笑んで、私の唇を奪う



息なんて出来ないくらい、深く





真司郎にだけは、私はされるがままになってしまう


そのテクニックと、優しさで、どうにかなりそう


少し反抗してリードしようものなら、一瞬で形勢逆転。





「ん、」




声も出せなくらい


響くのは、時折漏れる息の音だけ




與「どうしたん…今日めっちゃついてこようとするやん


タリマセンデシタカ?」





いつもついてこれないのはあんたが上手いせいでしょうが



あーもう、どうしてそんなにペース乱してくるの



寂しいからに決まってるじゃん





「違うし、っは…」




與「ふーーん。


これからどうなるか分かってるのに毎回生意気よな〜」





そう言いながら私の首にキスマークをつける



真司郎のお気に入りの場所


見えるか見えないかの際どいラインにつけるのがお得意で。





「…んっ、ばれたら、許さん」




與「バレてもええやろ。


俺のもんだよーってシルシや。」




私はこんなにも余裕がないのに



貴方は、余裕過ぎる




むかつく




與「っちょ、A」





真司郎腕を引っ張って、負けじと首元にキスマークをつけた


いつもなら絶対こんな事しない



ていうか、出来ない




「…私、意外と寂しいんですからね」







與「ちょ、それ反則やろ。可愛すぎや」









真司郎に敏感すぎて、思わず声を漏らしそうになる





「やだ…っ」









嫌なんかじゃ無いよ



貴方が触れるだけで嬉しいのに



本当、素直になれない





それを見透かしたかのように、意地悪く笑う




貴方には敵わない





與「言っとくけど、俺だって寂しいんやからね?」

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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう( ; ; )作り直しごめんね( ; ; ) (2018年2月22日 21時) (レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年2月22日 20時

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