S i x t y. S i x. ページ23
・
まだ帰る様子のない来客たち
ピザでも頼んでおくか
ﾌｫﾝ
隆弘 Aー
隆弘隆弘 何してる?寂しい?
あんなにSっ気満載だけど
意外と繊細で、凄く優しいんだよね
うまく優しく出来ないだけで
メッセージだって、言葉に悩んで送ってくれたのかな
ふふっ
A A 大丈夫だよ。今実彩子と一緒。
すぐ既読がついて、返信が返ってくる
隆弘 隆弘 残念。会えると思ったのに。
隆弘隆弘 大事なお願いあるから、明日俺の家来て
ちょっと、いやだいぶ気になる
でも、今は我慢
A うん。わかった。お昼に行くね
隆弘了解。
まったく。
素っ気ないメッセージ
不器用で、機械音痴で、意外と可愛い
なんて、本人の前で言ったら怒られるけど
宇「なーにニヤニヤしてんのっ」
伊「真司郎？真司郎？」
「ふふ、違いますよ。なんでもないです。
ピザ届きますよ〜」
あーあ、千晃さん駄目だよ
今真司郎の名前聞いちゃったら
寂しくなる
浦「部屋戻ろう、A」
「うん！」
生きていくのに精一杯な私は
誰かに支えてもらわなければ
生きていけない
宇「やばーい、真司郎との写真増えてる〜」
伊「あ、この2人そっくり〜」
浦「これの真司郎かっこいい」
談笑したりして、時間はあっという間で
夜は進んでいく
・
Side→Naoya.
ずっとここにいてわかる、生々しいほどの
真司郎とAの温かい記憶
生活感の溢れる部屋が物語るのは、2人のなんともない生活
伊「Aちゃんの前だとどんななの？甘々？」
宇「すごい甘えそう」
やっぱり話はそっちの方向に行くもので
「そういう時もあるけど、いつも私は勝てないんです
全部分かられてるみたいな感じ。」
直ぐ分かる、嬉しそうなその瞳に映るのは真司郎で
宇「そのピアスも真司郎のプレゼントでしょ？」
「うん。」
伊「真司郎ってセンスいいんだった」
Aの前にいる真司郎は
俺たちの前の、幼さの残る可愛い末っ子ではなくて
男らしくて、余裕で、愛しいような
・
女子2人は寝てしまった
浦「寝ちゃったね」
「酔ってたもんね」
2人きり
今日は、その寂しさを俺が埋めさせて
俺は黙って、
Aを押し倒した
君は余裕そうに笑う
S i x t y. S e v e n.→←S i x t y. F i v e.
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとう（ ; ; ）作り直しごめんね（ ; ; ） (2018年2月22日 21時) (
レス) id: 393abd6c01 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - お久しぶりです。久しぶりに最初からストーリーをよみなおしてみるとたまりませんね。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年2月22日 20時
