T h i r t y. S e v e n. ページ42
朝、重大なことに気付いた
携帯、落とした…
朝起きるとあるはずの場所に、ない
昨日走ったときかな〜…
やっちゃった…
與「あ、起きたん。おはよ。
LINE来てるで?返した方がいいで、みんな心配しとる」
しんちゃんは、自分の携帯をいじりながら言う
「…それが…落としました」
與「え、落としたん?おっちょこちょいやな〜」
「うぅ…面目ない」
ずっとそれについていじられる気がする。
昨日は必死だったんだもん…
末「ん〜〜はよ…」
日「やだ、まだ寝てたい」
宇「だめだ、起きろ。キック食らわすぞ」
西「朝からひどい、宇野」
浦「いって〜、あんな狭いとこに7人はきついって」
「ふふ、おはよう」
q
一緒に真司郎の腕の中で眠った
でも、深夜1時くらい
チャイムが鳴って、出てみればメンバーが揃うっていう
ごめんな、辛かったよなって話を聞いてくれて、
みんなは実彩子も呼んで来てくれて、
一緒に川の字どころか川×2くらいで寝たんだ
末「え、真司郎なに飲んでんの、毒?」
與「ちゃうわ(笑)コールドプレスジュース!」
宇「え、いいなー、わたしにも頂戴よ」
「はい、あげるー」
日「絶対それ毒だ。関西弁になる毒」
みんなでわいわい朝ごはんを食べた
久々に、心がすごく楽になれた
「じゃー、お皿下げとくね」
流しに7枚のプレートを運んで、
水にさらした
《 貴方、じゃなくて名前呼んでよ 》
ドクン
頭にその声が再生される
もう、
今は忘れて要られたのに…
どうやら、記憶は簡単には消えてくれないようだ
顔が強張るのがわかる
浦「大丈夫?手伝うよ」
直也くんが頭をポンポンと叩いて洗い終わったお皿を拭き始める
「ありがとう」
浦「俺が忘れさせてあげようか?
…なーんてね(笑)」
顔を近づけてふざけて聞いてくる
それに頰が少し緩む
「直也くん朝から元気だね(笑)」
浦「そーやって笑ってるのが1番いいよ、Aは!
笑えるように俺も笑わせるね。」
少し笑って
みんなの輪に入る
日「わーーー、きたーー!」
みんなの笑顔に、思わず笑顔になる
でも
隆弘だけは
その妖艶な表情で、壁にもたれて笑っている
今日は、君が忘れさせてくれること
あとで知ることになる
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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます!! (2018年1月19日 22時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます!いいえー!コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~! (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年1月10日 0時