T h i r t y. T w o. N i s s y. ページ35
末「…それでいいわけ？
真司郎は、それでいいん？」
與「え〜、俺？ええで〜」
何故そんなに余裕にして居られるのか
俺は妙な恐怖を憶えてしまう
でも、そんな事言われたら、本当に遠慮できない
しないんじゃないんだ、出来ないんだ
だって、今だって気を抜けば、思い出すだけで堕ちていく気がするから
浦「…真司郎…大人になったね」
與「え、なになにお父さんなん？！(笑)」
リーダーはふざけた事を言ってるようで、割と本気に思っている気がする
だって、出会った時の真司郎が
あんな顔をすると思っていなかった
彼女1人にどれだけの事を思ってきたんだろう
日「…でも、なんで全員同じなんだろうな(笑)」
與「そりゃ惚れないわけないやろ
あいつほっとけないし、出会って数週間で既に俺恍惚状態やで？」
みんな想い想いにAの魅力を語り始める。
おいおい、仮にも恋敵だろ
と思いつつ俺も話してしまう
十数年間の仲というのはこんな事があっても仲良くしていられるのか？
俺たちだけ？か…
浦「だってあれは反則だよ…あの子普通に、直也くんの彼女さんは幸せ者だね！とかいってくるんだよ？」
末「うっわ、かっわいい、無理それ惚れる
男のツボわかってるわぁ」
與「俺の前では毒舌やけどねぇ」
日「んな自慢げに言うんじゃないぜしんじろうくん
で、どんな感じですか」
末「めっちゃ聞くやん(笑)(笑)」
西「…俺さ、どんな手使ってもあいつを奪いに行く
あの優しい顔も、ずるいところも、悪い女だってところも、
美しさも、声も、身体も
お前らに渡したく無い
渡さない
呆れるくらい愛してる」
日「俺だって負けないもん
今度もしする事があったら、
もう真司郎の名前は呼ばせない
寂しさでも、なんでも埋めるもん」
末「俺だって、あいつのこと好きで愛してるわけじゃねえよ
やめられねえから、
離さない」
浦「俺もう我慢できないよ
だから我慢しない
奪いに行く」
真司郎は、やっぱり笑いながら、
與「俺らの10年を越せるんやったら奪えばいいやん
俺らは思うてる以上に離れんで？
俺だって、離しとうないし
俺もただただ、愛してんで」
そして、長く続く夜を飲み、語り明かした
Aが、
過去という毒牙に
侵されているとも知らずに
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます！！ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！いいえー！コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~！ (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年1月10日 0時
