T w e n t y. T w o. ページ25
「…どうしたの？秀ちゃん」
秀ちゃんに連れられるまま来たのは、昨日の会議室だった。
昨日のことが脳裏に浮かんで、少し唇が熱くなった。
末「お前馬鹿だよな」
秀ちゃんは、私をいきなり壁に追いやった。
いわゆる、壁ドンの状態。
手首を抑えられて、動けない
「っ、なにして…」
末「隙ありすぎなんだよ
だから直也くんにされんじゃねえの？」ﾆﾔ
背筋が凍りそうだった。
あまりの衝撃に、身体は抵抗出来ずにいた。
秀ちゃんは、私の唇に触れて、
言葉を続ける。
末「…綺麗だよなあ、お前。
身体も、唇も、ぜーんぶ。
みんなもああやって手出すなら俺も、
手出しちゃっていいんだよな？
ていうかお前も拒めないとか、
だからみんな堕ちんだよ。
…まぁ、そういうとこがそそるんだけどな？
俺はさ、みんなみたいにキスしたりはしねーよ。
だってもう狂おしいくらい好きだからな」
秀ちゃんは微笑む
心の中では、
しんちゃん助けて、おねがい、触らないで、しんちゃんだけなの
って言いたいはずなのに、
どこか片隅から秀ちゃんが私の心の中を侵食していく
末「みーっけ。
どうせ昨日真司郎とだろ？
だってあんなに汚されちゃったもんな？
お盛んだなあ(笑)
…あー、うぜえ
俺もそういう気持ちでいっぱいだけどさあ、
これで我慢しといてあげる。」
そういうと、鎖骨に付けられた真司郎のつけた紅い花の横
秀ちゃんが紅い花を咲かせる
「った、秀ちゃん、どうして…」
秀ちゃんは腕を離して、私に背中を向けて行こうとした。
でも、立ち止まると、振り返って言った
末「…俺だってこんなことしたいわけじゃねーよ。
そうでもしねえと、あの5人の中で
頭に残れねえだろ
…直也くんのこととか言うつもりねえから、安心して。
普段通り仲良くしよーぜ？
あいつらが嫌いなわけじゃないんだよ、
むしろ失いたくねえ。
お前に嫌われたいわけじゃねえし。
お前も俺に惚れてくれたらいいのに
惚れてくれたらさ、その唇も身体も俺が汚してやるよ。
…早く俺のもんになれよ(笑)」
秀ちゃんは会議室を出て行った。
…ずるいよ、そんなに頭に残ろうとしないで
そんなに優しく笑わないで
むしろ、酷くしてくれたら
記憶から消したくなるのに
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます！！ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！いいえー！コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~！ (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年1月10日 0時
