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S i x t e e n. S h u t a. Pink ページ19

コーヒーを買った後、俺はトイレに向かった。





末「うーーっ、さっみい。


…ん?」





「〜〜〜!」






気のせいか?


Aの声が聞こえた気がした。
でも、こっちには会議室と物置しかないはずだし、

その部屋は使われていない。



「…なんかあったら悪りぃし、いってみっかな」





何となく、半分好奇心でその声が聞こえる廊下へ向かった。



…会議室か?




「やめて、」




おいおい、あいつ何してんだ?





浦「やめない」








…は?

なんで直也くんの声が聞こえるわけ?





嫌な予感しかしなかった。





少しドアの隙間がある。



静かにその隙間を覗いた。









そこでは、案の定、直也くんと押し倒されたAがキ スしていた。









「…しん、ちゃんがっ」



浦「もう、止まんないって、…」






止めなきゃ、と思うのに






興奮してしまった。





熱くなるのがわかる。







浦「…可愛い」







なんだよ、直也くんも、みんなも…





なんで、手出すんだよ、




俺も出していいわけ?







「これ以上は、駄目。」




腕を掴んで、Aが言った。





「駄目だよ…私よりもっといい人がいるから…





しんちゃんがいるのに、みんなの言葉とか、行動に、




ドキドキしてる私なんて…相手にしちゃだめだよ…」






手を離した。


Aを抱き締めた。





「もう忘れるから、今日のこと…





嫌いだなんて思わないから、



お兄ちゃんみたいな、直也くんでいてくれないかな」



笑って、直也くんを抱き締めた。




浦「…ごめん、ほんと俺、何やってんだろうな。」





「ううん、直也くんじゃなきゃ許してない」






浦「…でも、もう多分、止まんないからさ。




奪いに行くから、待ってて。」









2人は、戻っていた。



それだけ言って


直也くんが立ち上がった。








あ、やべ







急いで廊下の角に隠れた。



直也くんは、止まって上を向いた。




浦「…お兄ちゃん、か…



俺も、忘れるしか、ないか。」








戻ってこないAの様子を見ると、


泣きながら



「…しんちゃん、





ごめんなさい…」




と、言っていた。

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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます!! (2018年1月19日 22時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます!いいえー!コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~! (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年1月10日 0時

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