E i g h t. A t a e ページ11
気づけば、彼女の甘く、妖しい魅力に虜になって
堕ちていく気がした。
周りのみんなが堕ちて、くるしんでいることもわかっていた。
「探してくる!」
そう言って出て行った。
同じようにスタジオを飛び出した日高は、泣いていた。
日高が泣くなんて、何があったんや、?
浦「、日高…、」
與「え?」
浦「…真司郎。…もう抑えられないんだよ。」
與「…!そんなに、想ってんやったら言えばええやん…ああ、もう!
直也くん、ちょっと行ってくるわ」
浦「おう。行っといで。」
後を追った。
分からないはずなのに、何と無く人気のない階段にきた。
案の定2人の姿があった。
でも、
影は重なっていた。
そんな気はしていた。
何してんねん。
俺のに触らんといて。
今すぐ離れて。
このまま君がが離れていってしまう気がして、
臆病になる程、鼓動が速くなっていく。
そんなにすきなん、?
與「…日高。」
気付いたら、その名前を呼んでいた。
分かっていたかのように、
唇を離して顔を上げた。
少し笑って、頬に一雫の涙が伝った。
日「____真司郎、ごめんな。俺、馬鹿だよな。
笑顔を見れるだけで、満たされてた筈なのにな。」
力なく笑うと、また一雫涙がこぼれ落ちる。
俺のことも、
気持ちにも。
與「…俺は
俺はAを愛しとる。
離す気なんてとうにない。
…だけど。気持ちはどうにもできんやろ、俺も離れていかないか必死なんよ。
大好きだから離したくなくて。
大好きだから自由にしてあげたい。
誰がAを好きで、想いを伝えて、Aがその人を好きでも。
俺のせいやろ?幸せにできんかった俺の。
そうなりたくないから、必死にもがいてる。
だから、振り向くまで好きだって言えばいいやん。
俺も必死にこいつを愛すから、
いかせないつもりやけどな。
…でも、キスとかはしていいの俺だけやから。」
離れていかないでほしい。だから必死でもがいて、愛を伝えてる。
ねぇ、届いてるかな
「…私、しんちゃんが好き。
想いを伝えてくれるところ、意地悪なところも。
…けど、キスがこの唇に、残って消えないのも事実だから、…
正面から愛してるって言ってくれて嬉しかった。
いまはみっくんのこと愛せない、メンバーとして大好きだよ。
曖昧でいるのは失礼だけど、
しんちゃんを愛してるよ」
優しく微笑む君は、何よりも綺麗だった。
狂おしいほどに。
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サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます!! (2018年1月19日 22時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます!いいえー!コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
サ エ ク ン ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~! (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サ エ ク ン ! ! | 作成日時:2018年1月10日 0時