T w o. ページ3
梅雨が明けたというのに、雨が止む気配は無く、
清々しいはずの朝は、雨でどんよりとしている。
「…はーーっ、…今日も雨かあ。」
？ 「A。起きた？はよ。」
「おはよ、しんちゃん。」
與「んー。今日も雨やなあ。」
ダイスキな人と、迎える朝。
最近ダブルベッドを買って、2人で寝るようになった。
最近買ったコーヒーメーカーからは、昨日飲んだコーヒーの香りが漂っている。
そんな些細な幸せに囲まれて、生きていく。
…そう思っていた。
思えば、この時から動き出していたのかな。
與「Aー。」
後ろから抱きついてくる、子犬のような彼。
可愛らしくて、思わず笑ってしまう。
「…ふふ、どうしたのしんちゃん。」
與「…なんもない。Aにぎゅーしたいだけや。」
「そっか。じゃあもっとぎゅーってしてあげる。」
愛おしくなって、私も後ろから回された彼の男らしい腕を
抱き締める。
與「力弱いなーwそんなんやからおれに好き勝手されちゃうんやで？」
「っわ。」
軽々と私を持ち上げてしまう彼は、部屋を出て、リビングへと向かう。
それも、彼の優しさの１つだ。
與「ほい。到着。」
「しんちゃんありがと。相変わらず力持ちだなーw」
與「お前くらい運べるわw彼女くらい守れんでどうすんねん。」
「ふふ、ありがとう。コーヒー淹れるね。」
例の新品コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。
その間に軽くホットサンドを作って。
ソファーに座って携帯をいじっている彼のその姿でさえ、
愛おしく感じた。
與「？何見とんの？？」
「へへ、なんでもなーい。もうできるよー。」
與「ん！ホットサンド！うまそーやん！」
目キラキラさせて、子犬か！w
この幸せがずっと続いていくと、何故信じて疑わなかったのだろう。
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます！！ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！いいえー！コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~！ (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年1月10日 0時
